ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

CRISIS COMMUNICATION

私は、今回日本に来て、色んな事を学びました。まず、こんなにインターネットで情報がすぐとれるのに、やはり違う国、あるいは違う文化・言語間の理解がいかに難しいかと言うことを知りました。例えば、私は日本人でオーストラリアという国に永く住んでいて、それでも、私は、オーストラリア人に対しては「私は日本人だから、日本のことをよく知っている」などと、ほざき、日本人に対しても「私は日本人だから、あなたたちのことを、よく知っている」などど、ほざいて、きました。でも、今回、2カ月という長期間、日本に住んで、私がいかに、日本と日本の国を理解していなかったかということが分かりました。


昨日は、神田まで行ったのですが、まずは、上野までの電車の中で眠ってしまいました。帰りの電車の中でも、眠ってしまい、危なく、乗り過ごすところでした。今まで、何十回と日本に戻り、「ああ、また日本人、居眠りしている」なんて笑っていたものでした。それが、千葉にホームステイするようになって、毎日、ステイ先から歩いて駅、あるいは歩いてバス停、それから、電車。いくつか乗り換えて、目的地に。それから、また...............駅からずっと歩いて戻る。歩きながら、思ったのです。ホームステイ先のファーザーは、これを何十年もやっていたのだって。私は、ビジターだから、都内のどこかで打ち合わせをさせていただいた、その後、ご飯など食べても、SEE YOU TOMORROW! なんて、ホテルまで戻る。しかし、ホームステイ先のファーザーや、他の仕事先の方々は、その後、電車を乗り継ぎ、バスを乗り継ぎ、歩いて、家まで戻っていたのだって。電車に乗るころには疲れているのだから、電車の中で寝ても「当たり前」。私は.............何十年もの間、家と会社を車で10分。今回はつくづく、都会の日本の人たちの生活と信条が分かったのでした。


中国人が経営していたレストランが、どうやらほとんど閉まっているらしいのです。日本のてんぷら屋に働いていた中国の人も帰っちゃったって。昨日、浅草に出かけたホームステイ先の坊ちゃんが、「浅草には、GAIJINがほとんどいない」。仕事先の方は外資をクライエントに持っているのですが、外資のトップは、全部帰国命令が出て帰ってしまったって。えっ。これは、つまり、日本が本当に危ないのか、あるいは、日本が危ないと言うニュースでそんなことが起きてしまったのか。これは、もしかして、インターネットのせい?情報が氾濫していて、「怖い」という感情が、その情報とともに、独り歩きしてしまった?のではないかと思いました。



さて、これを書いてから、私は、仕事で横浜の方に出かけました。電車の中で、THE JAPAN TIMESを読みましたが、こんな記事がありました。これは、Kumi Sato さんとMichael J. Alfant さんが共同で書いた記事です。彼らは、世界が見てるんだから、Japan needs to speak out .............日本は今世界に対して、話さなければならない。話す必要がある、と書いています。 日本は、Crisis Communication (危機コミュニケーション)が不足している。今こそそれが必要だ..............と言うのです。Crisis Communicationn .........私はこの言葉を初めて聞きましたが、しかし、読めば読むほど、日本は、そして、私たちは、「危機」の時こそ、「コミュニケーション」をとる手段を持っていなければならない。準備をしておかなければならないのだと感じました。

The lack of preparedness and the lack of holistic strategy to disseminate accurate information to outside audiences.....日本は、外部の人間たちに対する、正確な情報を伝えるという全体的なストラテジーに欠けている、また、その準備不足............だから、災害に驚きおののく人々の姿や壊滅的な光景の映像を通し、またそれらがインターネットを通し、独り歩きしてしまい、今、世界中が、まるでホラー世界を観るように日本を観ているのだというのです。


外国駐在員はほとんどが日本を去ってしまっているのですが、残っている人々に、何が一番困難なことなのだろうと........... the biggest challenge だと聞いたら、misinformed and sensationalized rumours, lack of consistent and accurate information about nuclear risk.........正確でない、煽動的な噂や、核の危険性についての、コンシスタント(首尾一貫した)で正確な情報.................だと言っていると、記事は語っていました。こうした、海外での「風評被害」をストップして、日本の産業にダメージを与えないためには、政府が英語で話せる人を用意することだと語ります。本当にその通り。更に、私は、今こそ、予算を使って、世界に「正しい」メッセージを発信すべきだと思います。.................誰もそんなことを考えていないようですが..............孫さんがしたドネーションで、世界中のメディアを買って、「正しい」情報を出すべきだと思うのです。


「もう、日本は強い国」「がんばれる」は、いい加減にして、世界中に、今の日本の現状を「正確に」伝えましょうよ。



電車の中で、週刊新潮も読みましたが..............もう帰ってこないお母さんの携帯にメッセージを送り続ける子供の話など、胸を割かれる話がいっぱいでした。子供たちが、苦しみや悲しみに負けず、元気に成長してくれるように、祈らざるをえません。
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コメント

言われる通りですね。

  • 2011/04/09(土) 23:19:35 |
  • URL |
  • ハイジママ #-
  • [ 編集 ]

アメリカが展開している「トモダチ作戦」が福島原発をメインに切り替えたというニュースをネットで読みましたけれど、米軍の司令官が「情報を開示せよ!」と迫っているそうで、それに対して日本はまだ なんだかウダウダ言っている感じ。
いつも何かを隠している日本の行政に対して、世界の目は厳しいです。正確で詳しい情報を私たちに伝えて欲しいです。

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