ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

62歳の決意

私は、できれば、「今時の若い者は」とか、「昔はよかった」とか、言わないようにしようと思っています。それから、できるだけ、今のものを「勉強」しようと思っています。先日、オーストラリアで80歳を過ぎて、博士号をとった方がいました。彼などは、私のお手本です。私は、アカデミックな人間ではないので、博士号をとるのは難しいかもしれませんが、スペイン語でいう、morir con los zapatos 靴を履いて死ぬ.........最後まで人生を捨てないようにしたいと思っているのです。とはいいながら、未だにiPhoneにはてこずっています。「優しい iPhone の手引き」という本を買っていますので、時間をみては、一つずつ習っています。ところで、この言葉は、私がオーストラリアに行ったばかりの時に出会った、渡辺暎子さんから教わりました。彼女は、スペイン語の通訳。オーストラリアに結婚してやってきていました。その後離婚、オーストラリア人と結婚。しかし、事故で泣く亡くなってしまいました。素敵な人でした。


先日、「ガラスの競馬場」を開設している治郎丸さんとお目にかかりました。彼は、今度ROUNDERSという新しい競馬の雑誌を創刊しようとしています。すごい。今、出版社がバタバタと倒れ、競馬の売り上げがここまで下がっている時に、新しい競馬の雑誌を創刊しようとするなんて。それは「すごい」と思います。そうした勇気に私は打たれました。私は、この本に原稿を書かせていただくことになりました。テーマは「女性と競馬」あるいは、レーシングウーマン。折も折、私は、シンガポール便で、前にもお伝えしたように「セクレタリアト」の映画を観ました。世紀のチャンピオン馬、セクレタリアトが、生まれたのは、その力、夢を信じた女性の力があったからです。女性オーナーの勇気がなければ、セクレタリアートは存在しませんでした。今の競馬の世界には、日本の競馬の世界には、女性の影がありません。私は、世界のレーシングウーマンを語り、日本のそれを掘り出して行こうと思います。競馬ファンの皆さん、「競馬ブック」ともども、この新しい競馬雑誌もぜひサポートしてください。


日本の最初の女性競馬記者は、吉永みち子さんです。彼女は、かつて厩舎にいくと、塩をまかれたといいます。競馬新聞社に勤めた当時も、お茶くみが彼女の仕事。かかってくる電話の前に待機して、仕事をとっていったのだと語っていました。そして、吉永正人さんとの出会い。ある日、彼とインタビューをすることになっていましたが、みち子さんは、その約束を忘れて仕事に没頭していました。気がついた時には時計は11時を回っていて..........しかし、吉永正人さんは、ずっと、みち子さんを、その居酒屋で待っていた..............この人は一体どういう人なのかと思ったと、みち子さんが言っていました。それにしても、彼女のようなパイオニアがいたからこそ、今の女性競馬記者や、アナウンサーが存在するのです。今の日本のJRAの競馬には、女性の騎手も、女性の調教師も、女性の役員もいません。女性差別?ええ、そうとしか言えないですよねえ。差別でないとすれば、どのような理由なのでしょうか?


そんな日本が嫌で日本を離れたと言うと、ちょっと嘘になります。私は、不良外人を追いかけて日本を離れたのですから.........。でも、未だに、日本、しかも日本の競馬界が、男性の牙城となっていることに、強烈な驚きを感じます。かつて、女性が入場禁止だったフレミントン競馬場に「女性が来れば男性もくる」と、女性の競馬場入場を決めたのは、当時のビクトリアレーシングクラブ(VRC)の理事。VRCには、今、女性のデピュティCEO(副支配人)がいるます。VRCの副支配人という地位は、つまり、JRAの副理事長...........という感じ。そう、JRAが女性の役員をもつ.........なんてことが実現したら、it would be wonderful! それにしても、戦後60年以上も経っているのに、こんなに女性の地位が低い国は、極論ですが、イスラム国と日本だけなのではないでしょうか。


今は30歳を過ぎた上の娘が、まだ5歳位の時です。私は、娘に「あなたには、オーストラリアの首相になって欲しいの」と言ったら、娘が「お母さん、女性は首相になれないのよ」と答えました。私は、「そんなことはないわ。インドの首相も女性だし、イスラエルの首相も女性よ」。そしたら、娘が言いました。「首相になっても、お母さんと一緒に住めるの?」「もちろんよ。あなたは大きな家に住むんだから」「そうかあ。だったら首相になる」それから、25年経って、残念ながら、上の娘は政治とは全く関係なく生きていますが、しかし、昨年、オーストラリアには女性の首相が誕生しました。


昨日から熊本です。明日、東京に戻ります。ブログのアクセスが、100人を超えました。どうしちゃったの?いえ、アクセス、有難うごぜえますだ。
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