ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

NO KILL ポリシー

オーストラリアから来た嬉しいニュースです。オーストラリアの動物保護団体は、近年大きな力を持ち、マーケティングやPRによって、高額のドネーションを手にしています。善行を積むためには、やはり資金が必要。その資金で、虐待された動物を救助し、保護し、りホーム(里親)を探してセカンドチャンスを与えています。最も、大きな役割だと思うのは、やはり、教育。小学生から高校生まで、シェルターに呼んで、動物保護のためのレクチャーをしたり、彼らにボランティア活動をさせたり、積極的に活動しています。


それでも、オーストラリアでは年間25万頭もの犬と猫が、安楽死処分にされています。うち、4分の1は、シドニーが首都のニューサウスウエールズ州。そのニューサウスウエールズ州の大きな動物保護団体の一つ、シドニー・ドッグ・アンド・キャッツホームでは、今度、 "healthy and treatable dogs", つまり、健康で扱い可能な動物は、全て、安楽死処分をしない、No Kill ポリシーを実施すると発表しました。彼らのシェルターに連れてこられる動物の90%は、「健康で扱い可能」なのだと言います。なのに、家族が離婚などで離散したとか、プレゼントとしてもらって、結局は手放すことになったとかいう、無責任な理由で捨てらるのです。


このシドニー・ドッグ・アンド・キャッツホーム側では、今回のポリシーに関して、 community involvement and responsibility  コミュニティー・インヴォルブメントとリスポンサビリティが必要だだと言っています。本当にそうです。保護団体だけが、頑張っても、社会が「知らないよ」と言えば実現しないし、それぞれの人々が、動物は家族の一員で、命あるものだということを考えるべきです。動物の命を考えるということは、人間の命も考えること。私は、前に、人間のための緩和ケア・高齢者ケアのセミナーをオーガナイズしていたことがあるので、その時に、命のことやQOLを学びました。


この No Kill ポリシーは、オーストラリアではアニマルウエルフェアリーグ・クインズランド(AWL)が先鞭をつけました。小さなシェルターでは、このポリシーを実行していたところもありましたが、大規模なシェルターでは彼らが初めてでした。彼らは、大きくて素晴らしい施設を持っていて、収入源の一つが、併設された獣医クリニックだということでした。クリニックには多くの人が来るので、動物愛護について教える機会にもなるし、一石二鳥です。日本のシェルターでも考えてみたらいかがでしょう。また、日本では、まず、マーケティングを考えるべきだと思っています。でも、どうしても、「金儲けかあ」と忌避される感じがします。ドネーションを増やすためには、政府に、シェルターなどへの寄付行為はタックスフリーにすることを働きかけることも必要です。たくさんお金を募って、それを有用に使う。動物たちのために。

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先日、六本木に行った時に、深夜営業のペットショップの前を通りました。一緒にいたNさんが「可愛いでしょう」と言ったことに衝撃を受けました。彼は大変いい人なのです。とてもいい人なのです。でも、彼は、それが、動物虐待だとは感じなかった。知らなかった。虐待は色々なところに存在します。オーストラリアでは、犬を繋ぎっぱなしにしておくこと、水や食べ物をキチンとあげないこと、日当たりの強い場所にシェルター(日陰)なしでおかないこと。前に、九州のある獣医病院に行った時に、彼の住んでいる家の前に犬小屋がありました。そこに、短い紐で犬が繋がれていました。犬は吠えていました。泣いていました。獣医師ですよ。彼は。でも、気がつかなかった。

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さて、日本に来てから「獣医ドリトル」を観ています。獣医....オーストラリアで小動物のリハビリのセミナーをした時、多くの獣医師が来てくれました。その時に「獣医さん」と言って叱られました。「真理子さん、獣医師は、獣医さんと呼ばれると嫌がります。気をつけてください」って。獣医さんという言葉は決して馬鹿にして言っているわけではなく、動物が介在しているのでどうしても親しみを持ってしまう....だから獣医さんと呼んでしまうのですが.....やはり間違いでしょうか。いずれにしても、先週は、不覚にも涙を出してしまいました。あんなもの....と思っていたのに。というのは、ちょっとねえ。言い方がねえ。手術代が120万だぞ...などと言うのが。また獣医師協会長の「画に書いたような」悪役ぶりも...と思いながら、泣いちゃった。来週はもうオーストラリアだから、観れないのがちょっと残念です。


明日は、茨城。木曜日から金曜日は仙台。日曜日は山梨。そして、火曜日から大阪、」京都。真理子の旅は続きます。
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