ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

父との再開




父が亡くなってもう何年にもなるのだといいます。しかし、私の心の中では、父は未だ死んでいないのです。私と彼の間に、何か見えない距離があるのですが、それは死んでいることとは違うのです。

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何年か前、オーストラリアから仙台に結婚したての私は父を見舞いました。その1週間後に父は亡くなったといいます。喪主である弟は、オーストラリアに帰って、その足で家族中で出かけてしまった私を、父の葬式まで見つけることができず、私不在のまま葬儀を挙げました。父は最後に「ああ、マリヤに会いたいな」と、上の娘のことを言っていました。1ヶ月後に私はまた仙台を訪れる予定でいましたから、「お父さん、またすぐ来るわね。マリヤも一緒よ」って言いましたが、父はマリヤに会うことなく、この世を去りました。実の父親の葬儀に出ることの出来なかった私は、未だに父がこの世を去ったという実感がありません。悲しかったり、嬉しかったりすると、つい「あ、お父さんに電話しなっくっちゃ」と思ってしまいます。

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ある日のこと、私はぼんやり父のことを思い出していました。父は、私が小学校の上級生の時から海外で仕事をしていました。最初はビルマ、それからベトナム。3年に一度ぐらいしか家に帰ってくることがありませんでした。海外のプロジェクトを終えて最終的に日本に戻ってきた父は、今度は日本のダムの建設に携わりました。父は芸術派で、絵や音楽が大好きでした。父は、ダムの付帯施設に飾るのだと、小さな自宅で、大きな絵を描いていました。それはそれは大きな絵だったことを思い出しました。あれは、もしかして相模原のダムの絵だったのかしら....

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インターネットは、だから、凄いと思います。ふと思い出して、相模原のダムの方にメールを出してみました。ダムの担当者は、最初、父の絵のようなものは見つからないと言ってきました。ところが、それから暫くして、城山ダムの方から連絡がありました。父の絵は城山ダムにあったというのです。そして、父の絵をメールで送ってくださいました。この絵がそうです。父の絵との再開は、まるで父との再会のようでした。今年中に、私は必ず、本物の父の絵に会いに出かけたいと思っています。

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昨日の散歩の時に主人が「おい、もっと早く歩けよ」って。「あっ」昨日までは、彼のほうが、私よりゆっくり歩いていたのです。主人は私に身体が良くなったことを教えたかったのでした。神様仏様、主人の身体が順調に回復しているようで、本当に有難うございます。ところで、今日も、主人は、美味しいシェパーズパイを作ってくれました。マッシュポテトと、野菜と残り物のラムをオーブンに入れて焼くとても素朴なシェパーズパイが出来上がります。トマトソースをたっぷりかけていただくと、幸せいっぱい。腹いっぱい。
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