ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

まだ火は燃えています

昨日の朝、ブリスベンに着いて主人に電話しました。「無事着いたわよ」主人が、「これからこの電話であまり長く話せない。今、メルボルンの弟から電話があって、ブッシュファイアーが、弟の家の近くまで広がり、皆で退避したところだ」って。主人の弟の住んでいるところは、私のドリームプレースです。メルボルンの郊外のダンデノンの丘陵近くで、美しい緑の森に囲まれているのです。いつか、そこにリタイアしたいと夢見ているところです。しかし、弟たちの家が燃えたらどうしよう。彼は大工です。人の家ばかり建てていたのに、3年ぐらい前に、やっと自分の家を立派に改装したところでした。美しい樹が一杯ある大きな家にある、素敵な家です。電話をきって本当に心配になりました。弟たち夫婦は、主人のお母さんのいるリタイアメントビレッジに近い息子の家に避難したといいます。お母さんの家の近所にも煙が来ていて、喘息のあるお母さんが、かなり苦しそうだと電話がありました。そうです、ブッシュファイアーはまだ続いているのです。しかも、風向きが変わって、火が町の方まで来ているらしいのです。しかし、今朝の新聞では、弟たちの住む地域の30m手前まで火が来たそうですが、町の手まで、火が止まったそうです。もちろん、ファイアーファイター(消防士)たちの力もありました。

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主人の弟は、ずっと、ボランティアの消防士をしていました。していたというのは、最近腰を痛めて、リタイアしたからです。このボランティアの消防士たちは、ボランティアですから、つまり、全くお金を貰わないで仕事をします。しかし、近所でブッシュファイアーが起きたりすれば、仕事をストップして必ず出かける人たちなのです。暇があるからではなくて、火事があれば、いつでも出かけるそういう覚悟のある人たち。そして、こうしたボランティアの消防士たちは、火事のないときには、毎週、厳しい訓練にでます。毎週、休みなく、訓練があるというのです。オーストラリアには、未だに、コミュニティーが生きているのです。前も話しましたが、キャンベラから来たボランティアの消防士が亡くなりました。キャンベラでブッシュファイアーがあったときに、ビクトリアの人々に助けてもらったから。助け合いは、州を越えて行われます。

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今日の午後、ゴールドコーストからシドニーに戻ってきました。シドニーの空が、煙で曇っています。何千キロも離れたビクトリア州のブッシュファイアーの煙です。そうです。まだ燃えているのです。土曜日には、国全体の哀悼式が開かれました。英国からもアン皇女がやってきました。哀悼式は、メルボルンだけでなく、シドニーでも、ブッシュファイアーが起きた場所でも、オーストラリア各地で開かれました。210人の亡くなった人たちと、その家族のために。
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コメント

風向きが心配です

そうですね。コアラを助けた人は、ミスターツリーという名前だったのではなかったかしら。コアラが、一度逃げようとして、やっぱり、助けて欲しいと思い、そのまま逃げずにツリーさんを待っていた。ツリーさんが水をやると、手を、彼の手にかけて。人と動物の間でも、こうして気持ちが伝わるのですね。今晩、また風向きが変わるようですから、まだ、油断が出来ないと主人は言っています。人間は、地球を克服したように思っているけれど、考えれば無力ですね。今夜も、何とか火事が収まるように祈っているところです。

  • 2009/02/24(火) 18:18:56 |
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