ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

アンサングヒーロー

英語にUn-Sung Hero(アンサングヒーロー)という言葉がある。これは誰も称えてくれないが、実は英雄という意味。先週、オーストラリアに一年の契約で騎乗に来ていたアイルランドの見習い騎手が、落馬事故で死亡しました。競馬といえば、騎手。騎手は、競馬好きな人にとってはヒーローです。しかし、ヒーローたちの陰には、多くのアンサングヒーローたちがいるのです。彼らは、普通何十倍というほとんど勝つ可能性のない馬に騎乗して、勝つ馬たち、勝つ騎手たちが、ヒーローと称えられる手伝いをしているのです。死亡したアイルランドの騎手にとっては、オーストラリアは冒険の国。その冒険の国で、彼は、悲しくも亡くなりました。1年の契約を終えて、アイルランドに帰り、「オーストラリアではね...」と、家族や仲間たちに、さぞ、その冒険物語をしたかっただろうと思いました。既に脳死をしていた息子にワンラストキスをするために駆けつけた母親。息子を、更に遠い国に送り出すための、最後のキス。お母さんの気持ちを考えると、涙が出ました。彼が乗っていた馬も予後不良で安楽死したといいますが、私には、その馬に乗って、天高く飛翔している騎手の姿が目に浮かびます。

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今、騎手をしている人たちも、これから騎手を目指す人たちも、怪我なく、仕事をしてほしいなあ。今、学校で騎手になる勉強をしている人たちには、だからこそ、騎乗の基本が大切。安全が大切なのだといいたい。

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主人の様態がまだよくありません。食欲もほとんどありません。昨日の晩、夕食を作ろうと、サラダなど作りましたが、態度の悪い17歳の娘に、文句を言われて、食べながら、ふと涙が出てしまいました。娘に文句を言われたからというよりも、いつも、ターザンのように、私を助けてくれる主人があまりにも具合悪そうにしているのが、不安で悲しかったからです。今日は、主人が、少し食べられそうだというので、昼にチャイニーズレストランに行きました。彼は少しチキンを食べました。「あなたが具合が悪いのを見ると悲しい」と主人に言ったら、「悲しがるのはやめなさい。悲しがっても僕の病気は治らない。返って、君のそんな姿を見ると、僕も辛くなってしまう」と言われてしまいました。そうか、泣いたって、病気は治らないよね。主人は、今、肺の専門医とのアポイント(診察)を待っていますが、オーストラリアでは、この専門医と会うのが大変難儀なのです。早く、連絡が来るといいのですが。
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