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ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

ショック!日本から、馬インフルエンザ

オーストラリアには、これまで、馬インフルエンザが存在しませんでした。したがって、多くの馬は、予防注射をしていません。したがって、EIが蔓延すると、オーストラリアのサラブレッド生産界は壊滅的な打撃を受けてしまいます。

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ところが、現在、シドニーとメルボルンの二箇所の検疫所に係留されている79頭のシャトルスタリオンから馬インフルエンザ(EI)の疑いのある馬が発見され、現在、検査結果を待っているところです。その馬が、もし、EI陽性だと確定されると、陽性馬と一緒に係留されている馬たちも、1ヶ月間、係留期間が延長されてしまいます。尚、オーストラリアの検疫局では、感染源は、日本から来た21頭だと確定したようです。さて、EIの陽性の疑いがある1頭とは、オーストラリアのリーディング2位のエンコスタデラゴ。9月にはマカイビディバに種付けされる予定でいました。エンコスタデラゴの所有者であるクールモア牧場では、このほか、ロックオブジブラルタル、ショヮジールなど人気スタリオン25頭を、ダーレーではエリューシブクオリティなど17頭を、検疫所に係留しており、これらの馬たちが、9月1日に種付けを開始できないとすると、甚大な被害が出ることになります。

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一方、シドニー市内の、ランドイック競馬場に近いセンテニアルパークにいる厩舎の馬が、気管支炎のような症状を示したと言うことで、ニュウサウスウエールズ州の競馬管理母体が、その馬たちの検査を急いでいます。また、今夜真夜中までに、明日のランドイックでのレースを実施するかどうかを決定すると言うことです。

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シャトルスタリオンによって、大きな経済的な恩典が得るようになったサラブレッド生産界・競馬界が、そのシャトルスタリオンによって、過去には存在しなかった疫病を持ち込まれ、大きな被害を蒙るかも知れないというのは、何という皮肉、そして悲劇です。

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一昨日まで、オーストラリアの農林大臣が、日本のデルタブルースとポップロックに関しては、EIが陰性だった、2頭の出走は現在のところ安全だと発言するほど、日本馬が今年来るかどうかは、オーストララリアの大きな関心事でした。既に、莫大なお金が、日本馬に賭けられており、前売りの場合には、出走しなくてもお金が戻ってくることはありません。オーストラリアのような国では考えられませんが、後進国であれば、そのために暴動が起きてしまう可能性もあります。今日、農林大臣は、オーストラリアにEIが入ってきたことを憂慮し、しかも、これ以上の蔓延をストップするためには、"Iron Wall"鉄の壁を築いて防ぐと発言しました。これは事実上、日本馬をオーストラリアに入国させないということだと思います。

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明日のランドイックの競馬のこと、EIのことなど、またレポートします。

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