ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

日本人のコミュニケーション能力

日本人のコミュニケーション能力?
そうねえ。全然だめですよね。
日本のテレビの街頭インタビューをみていると、
それがつくづく分かります。
自分の意見を「出来れば、分からないように」言いたいという
気持ちが、みえみえだからです。
自分の気持ちを言えば、誰かから「反論」されたり、
下手すると「後ろ指」さされてしまう。
そんなおどおどした気持ちが見え隠れしています。


今日、初めてお目にかかったYさんとそのお嬢さん。
お嬢さんは5歳なのに、その表現能力の的確さ、
語彙の多さに舌を巻きました。
普通、日本にいると、子供たちは、まるで
赤ん坊のような話した方をします。
それが、今日のMAYAちゃんは、違いました。
お父さんがいいます。オーストラリアでは
幼稚園でも、課題を与えられて、ちゃんと人前で
発表するらしいのです。それもあるのだと思いますが....と。
子供がキチンとした喋り方をすると、日本では
「子供はそんなこと言わないのよ」とか「子供のくせに」とか
言って、叱られます。しかし、オーストラリアでは、
子供でもキチンを話さなければならないのです。
日本人のMAYAちゃんのお父さんも、彼女の自由にさせていました。


先日、キャンベラに取材に行った時に、その家庭に4歳の坊やがいました。
彼もまた「キチン」と話をしていました。
面白かったのは、お母さんが、「オースティン(坊やの名前)は、CUTEと言われると
へそを曲げるのです」と。つまり、彼は「僕は一人前の男なんだから、
CUTEとか赤ん坊や女の子に言うようなことを言って欲しくないよ」という意味なんです。
実際、彼は本当に可愛いから、絶対CUTEって言われると思う。
でも、彼自身は「それが嫌だ」。それをキチンと表現するのだ。
一緒にランチを食べた時にも、「今、少し頭が痛いから、僕は隣の
テーブルに行く」というのです。皆で、おやおや。お母さんは
「そう、直ったら戻ってきてね」。すると、ものの5分もしたら、彼は
「さっきは頭が痛かったけれど、もう直ったらから、こっちの席に戻る」
と言って戻ってきました。本当に頭が痛かったのか、ちょっと注目を集めたかったのか、
分かりませんが、彼の、表現能力はキチンとしていました。それを真摯に受け止める両親。
そして、これがオーストラリアなんです。


私は、昔から「口から先に生まれた」と言われてきました。
余計なことばかり喋ると言われてきました。
確かにそうだったかも知れないけれど、私のしゃべくりの能力が
認められたのは、職業としてアナウンサーになってからでした。20年も経ってから。
もっとも、アナウンサーになっても、ほとんどが、台本通りでしたから、
暗記力の弱い私はあまり重宝がられませんでした。
アドリブなしの時代でした。


MAYAちゃん、来年早々、日本に戻るそうですが、彼女の能力を
つぶさないで欲しいなあ。
日本は、「しゃべる人」をつぶしますからねえ。
あっ、私は「しゃべる人」がイコール「コミュニケーション能力」のある人だとは思っていないのです。
でも、まず、しゃべらなければ、コミュニケーションが取れないことは確か。
しゃべり。身ぶり。目の動き。音調。
それらが、総合されて、コミュニケーション能力となるのだと思います。


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私の取材記事が出ています。
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