ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

60歳からの新しい生活

主人と私の新しい生活が始まりました。私は62歳。主人は60歳。結婚して23年目です。
ここ20年、主人と私は仕事の上のパートナーでした。
とはいっても、主人が喜んで私の仕事に関わったわけではなく、
バブルの頃、エンジニアだった主人が、日本の人に騙されて
会社を作り、そのまま、その日本の人の会社が倒産しました。
純粋だった主人は、騙されたことに大変傷つき
アルコールに浸り始め、上の娘ともうまくいかなくなりました。
私もその頃42歳で子供を産み、
20人位の社員をかかえ、本当に大変な時期でした。
夜中まで仕事をして、赤ん坊におっぱい。寝ながらおっぱいを
やったこともありました。当時は18時間位働きましたね。
でも、一番つらかったのは、主人と上の娘がうまくいかなかったこと。
日本の人がオーストラリアに残していった借金は、
私の会社が引き受けました。つぶれなかったのが不思議でした。


なんとか、主人は立ち直りましたが、ここ20年間は、俺は妻の秘書だと
言って、ずっと私の「日陰」で仕事をしていました。
まあ、性格的に外に出て行くのはあまり得意ではありませんでしたから。
後ろで私を支えてくれました。私が、下手な英語で交渉したりすれば、
壊れただろうと思うことも、主人の聡明なやり方を教えてもらい、
更に、英語のサポートもありました。無理ですよ。30過ぎて外国にきて、
ネイティブと同じようになろうというのは。
日本の方で、私は、僕は、英語ができますという人がいるけれど、
本当なのかと心配になります。
それから、主人は、生まれたばかりの下の娘を、
私ができない分だけ、手塩にかけて育ててくれました。

.........いつも、私が「行ってきます」「ただいま」をしていたのに、
実は、今週この日常が変わりました。
主人は、外で仕事をすることにしたのです。
60歳という年齢で、実は、パートの国家公務員に応募しました。
オーストラリアでは、基本的に年齢で差別することはありません。
基本的にと言ったのは、とりあえず、外向きにはということ。
面接すれば、やはり落ちる人がほとんど。
大学卒、シビルエンジニア。でも、60歳過ぎると
そういうかたがきが、意味を失くしてくるのは、どこの国も同じ。
ところが、主人は受かりました。まだ、下級公務員ですが、
上に上がる可能性もあります。いえ、
上にあがりたいと主人が言っているわけではありません。


今週は、3日間。4時半に起きて、研修に出かけました。
早い!早すぎる!
でも、私も一緒に起きました。
彼がシャワーを浴びている間に、コーヒーを創ります。
主人は朝ごはんを食べません。
シャワーから出ると、主人は、自分でランチのサンドイッチを作ります。
じゃあ、いくぞ。行ってらっしゃい。チュー。
主人がかえってくると、あら、お帰りなさい。チュー。
私が出たり入ったりしている時には、それがなかったのに。
まあ、嬉しい。でも、昨日主人に言われました。
これが(つまりチューが)ずっと続くと思うなよ.....思いたい。


主人が家を出ると、私は、家の中の仕事をします。
あるいは、アメリカがまだ勤務時間中なので、
アメリカにメールを送ったり。
台所を掃除して、洗濯物をして、
掃除機かけて、埃払って、
二度目のコーヒーか、緑茶を淹れて
愛犬サリーにフードをあげて(野菜を手作り)、
そして、音楽をかけます。
昔買った、カラヤンのアダージョ。
そして、仕事場に戻ります。
正直、これは、私にとっては新しい生活。
えっ、料理もするのかって?
もちろん、NO!主人がそれだけはしないでくれって。(主人の願いだから!)
だから、昨日も、朝4時半に起きて出た主人が、午後6時に戻って、
それから、美味しいパスタを作ってくれました。
あっ、パスタを茹でる、お湯はわかしましたよお。


春の花の香りが.......
小鳥の声も......
まだまだ心配ごといっぱいありますが、
とりあえず、体調も直ったし、
(ぎっくり腰はまだ全快ではありませんけれど)、
新しい生活も始まりました。
明日は、私が4時半起き。朝6時のバスでキャンベラ出張です。
ぎっくり腰だから少しつらい。でもまあ。
主人には、ゆっくり寝てもらいます。
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