ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

仙台........祈り。

私は仙台の木町通で生まれました。木町通小学校に通い、それから、
宮城学院にいって、高校2年の時に、八王子の南多摩高校に転校をしました。
木町通小学校は、母が教師をしていた小学校です。
そこに、浅野史郎ちゃんがいました。のちに、宮城県の知事になられた方です。
今朝、テレビを観ていたら、その史郎ちゃんが出ていました。
知事を辞められて、東京に出て大学の教授になり、
およそ二年前に病気になられたのです。



彼が東京都知事戦に出られることになった時に、
オーストラリアから「ファイティングカンガルー」の
お人形を送りました。
彼の病気が、とても深刻な病気だったことは知っていましたが、
病気の特性などは、今日テレビで知りました。
母体にいた時に、感染したウイルスが、何十年も経って
出てくる病気なのだと。発生率は低いけれど、いったん
感染すると、その余命は短いのだと。
ところが、史郎ちゃんは、持ち前のファイティングスピリットで
奇跡の回復をしました。この前、メールをいただいたばかりでしたので、
今日、テレビでの再会はとても嬉しかった。
偶然にしてはできている。だって、最近、東京にいても、テレビを観ないものですから。

英語の表現に、Against All Odds というのがあります。
誰も、絶対だめだというオッズをつけたのに、それにも関わらず、
頑張ることを言います。史郎ちゃんの復帰は、まさに、
Against All Odds!



ああ、よかった。と思って、コンピューターに向かったら、
メールが入っていました。
渡辺瑞也さんからでした。
渡辺さんは、私の、中学の時の家庭教師でした。
東北大学の医学部に通っていて、今でも、
彼の詰襟の制服姿が目の中にあります。

彼は、現在、南相馬にある、小高赤坂病院の院長。
私は数年前に、渡辺さんをたずねて、南相馬にいったことがあります。
娘たちにどのように対処していいか分からずに、
精神的に難しい時を過ごしていた私が....
自分が,娘たちと同い年位に、一体何をしていたのか振り返っていた時のこと........。
.........あの時に、私は、お兄さんのような渡辺さんという家庭教師がいてくれたなあ。
そういえば、あの渡辺さんはどうしているのだろう。
そして、渡辺さんの名前をいれて、検索しました。
南相馬市の広報ウエッブがあり、彼の名前がありました。
彼は、積極的に、精神的な病について、地域の啓蒙活動をしていました。
あっ。
そして、市にメールを出したのです。
渡辺さんからメールが戻ってきました。
彼との交信は、40年ぶりのことです。
常磐線に乗って、私は、仙台から南相馬に行きました。


渡辺さんと、一緒に夕食を食べながら、40年間の話をしました。
二人は、お互いに、全く変わっていない。
そういえば、いつも、二人で「理想」「将来」の話をしていたんです。
時が、一瞬にして過ぎて、そして、また別れの時が来ました。
渡辺さんは今の私の年ぐらいでしたが、あの時に、
「そういえば、僕は引退を考えたことがない」と言っていました。
日本と言う、保守的な、更に、地方という、更に閉鎖的な
環境の中で、心に病を持っている人たちのために
渡辺さんは、ずっと、戦うのだなって、私は思いました。
何度かメールのやり取りをしましたが、そのうちに、また
その出会いは、思い出の中にうずもれていきました。


地震、そして原発の問題は、私にまた、渡辺さんを思い出させました。
小高赤坂病院に電話をしてみました。返事はありません。
一生懸命に検索して、前に赤坂病院で働いていた方の消息をつきとめました。
そして、メール。返事はありませんでした。
.............
今朝のメールには、渡辺さんの連絡先がありました。今は、病院再開のメドがまだなくて、
仙台にいらっしゃるとのこと。


私は、明日仙台に行きます。一番の理由は、弟の誕生日を祝うこと。
うぜえよ、と言われても。
弟の誕生日。還暦だと思ったら、まだ59歳なんだ。わかいじゃないの。
父は6月生まれで、弟は7月生まれ。二人とも、あっついときに、うまれたんだっちゃあ。
週末は、出張の治療があるのでと、渡辺さんとは、
月曜日に東京に戻る前にお目にかかることにしました。


いつもは、駅前のドーミーインなのですが。
今回は、デンチャンの料理教室?にとめてもらいます。
私の中学の同級生、デンチャンは、料理研究家。
スタジオを持っています。彼女のニックネームは、
大河内伝次郎からとったもの。
そうねえ、若い人は分からないでしょうね。
昔、むにゃむにゃとセリフをいう、じじい俳優がいて、
それが、大河内伝次郎。波が砕ける東映マークの侍映画に出ていたんです。


日曜日、妹と一緒に、教会に行こうと思います。
来なくて、いいがら、おねえさん。と言うのですが、
行ってみたいと思います。妹は、カトリックの敬虔な信者です。
私は、キリスト教の学校に行きましたが、信者ではありません。
その昔、洗礼を受けようと思って、教会で相談したら、
「貴女の考えは仏教的な考えだから、もう少し考えてからにしなさい」と言われました。
実は、私、その教会の牧師様に「熱をあげて」いたのです。
なんと、罰当たりな。
ステンドグラスの前で、説教をなささる深田牧師。
日曜日に教会に行く度に、胸がドキドキしていました。
そんな、似非クリスチャンを、先生は、お見通しだったのですね。
だから、洗礼をされなかった。
でも、今回は、久しぶりに教会に行ってみたい。


震災以来、ひとときも、忘れたことのない仙台。
私は、仙台があまり好きではなくて、いつも、いつも、
仙台を離れることだけ考えていました。
でも、明日は、その仙台に行きます。
今回の私のテーマ。

祈り。
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