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ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

日豪の間を行ったり来たり。膵臓のないアラエイト。仕事もフル回転。

エコノミストの効用?

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この前仕事に行こうと思ったら
駅のニュースエージェントで
この雑誌がふと目に留まりました。

中国は何を欲しいのか?
知りたい。
もちろん誰もが知りたいと思っているはず。

エコノミストなどという雑誌は、
今までほとんど読んだことがありません。
雑誌は昔から大好きで、
大昔の話ですが、コピーライターをしていた時代には
ひと月20誌ぐらい読んでいました。
そういえば、当時は本もたくさん読んでいましたねえ。
(.....あまり仕事以外の本を読まなくなってから久しい....)

しかし、エコノミストは読んだことがありません。
当然ながら経済は私の弱い分野でもあります。

海外に出てからも、アルゼンチンではスペイン語の、
オーストラリアでは英語の新聞や雑誌を読みますが、
エコノミストは....

タイトルって大切ですよね。そのタイトルだけで買ってしまいました。
しかし、読み始めて、少しスローダウン。
字が目茶苦茶小さいのです。
老眼の私には苦痛でしたかありません。
読もうか読むまいか、ハムレット的な心境でいます。

しかし、この雑誌を買ったらこんなことがおきました。
買ってからバスを待っていました。
老年の紳士が私に
「あなたはインテレクチュアル(高い学問を習得している)に違いない」
と話しかけてきたのです。
「えっ?」
「なかなかそういう雑誌は普通は読みませんからねえ」
「あら、私はインテレクチュアルではないですよ。ただタイトルに魅かれて」

彼は私が中国人と思ったのかあるいは.....
「それにしても、あのクライブ・パーマーはバカだ」
クライブ・パーマーとはオーストラリアの実業家で政治家で、
最近、中国のことを「バカ呼ばわり」したのです。

で、彼は
「あなたはどこのお生まれですか?」
「日本です」
「日本人とは思わなかった。英語に日本のなまりもないですね」
私は笑って「そうですか。でも、海外に出ると、私はオーストラリアなまりで話すと言われますよ」

バスがきてバスにのっても延々と話は続いた。

そうか。エコノミストにはこんなご利益があったか。
でも、話しかけてもらうなら、もしかしてイケメンの若い人が良かったかも。

さあ、いったい中国が何を欲しがっているのか、
大きな虫眼鏡でエコノミストでも読もうかな。
これじゃ、若い人に声かけてもらえないか(苦笑)
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前向きは選択!

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オプティミズム。
つまり、前向きであることは、その人の状態ではなく、
その人が選択することなのだと思います。

まあ、確かにいろいろ問題が起きてくると、
あるいは、いろいろと問題が起きていると
前向きになれないことがあると思います。
それでも前向きであるためには、
前向きになることを選択することなのだと思うのです。

では、前向きなことと
前向きなことを選択することと
どう違うのでしょうか。

それは、「選択をする」というアクションをとるのかどうかという
ことにかかってくるのです。

前向きというのは、その人の性格とか状態ではなく
その人が選択する「考え方」そして「生き方」つまり
アクションなのだと思います。

問題がないなんてことないですよ。
ありますよ。
いっぱい。
でも、私は今日もオプティミズム、そう前向きな考え方、
生き方を「選択」していきたいと思います。

もうだめだ。もうやれない。そう思ったら、結局はその通りになってしまいますものね。

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わさ~び

ダウンロード (3)
私がオーストラリアにやってきた30年前には
ワサビなんて言葉を知っている人がいませんでした。

当時は、わさ~びの説明をすると、
ああ、あのJapanese radishね。すごく辛いやつ。
なんていう返事。
それから、うちの主人は最初に日本食食べたとき、
どうやって食べるかわからないから、
あのワサビをそのまま口に入れてしまって。。。。
という「辛い」経験をしたようです。

しかし、今は、てんぴゅ~らや、SUSHIが人気を呼び
SASHIMI (ちなみに、英語では、さし~みという感じで言います)も
食べるようになり、そのさし~みと一緒に食べるのがわさ~びだと
普通のオーストラリア人に知られるようになりました。

そこでそのわさ~びが、色々なものに使われるようになって、
わさ~び豆、わさ~びドレッシングがオーストラリアの
スーパーにお目見え。ダウンロード (2)
わさ~びは、これまでの伝統のマスタードに代わり肉料理にまで使われています。

先日マーケットにいったら、
こんなものまでありました。
そう、わさ~びオリーブオイルです。IMAG0802.jpg
試食してみたら、美味しい。
パンにつけて食べてみようと買ってきました。

日本食の素材を使ってクリエィティブなアイデアをだし、
商売しているのは、正直言ってオーストラリア人を始め
外人なんじゃないかしら。

邪道だなって言わずに、
日本からも日本食の素材を使ったヒット商品でればいいな。

結婚記念日

8月がくると、主人の誕生日だったり、
母の命日だったり、
妹の誕生日だったり、
そして私たちの結婚記念日だったり。
いろんなことが起きるので、
最近、とみに忘れ物が多い私は、
ついつい全部忘れてしまいそうになります。


それにしても、今日の結婚記念日を私は感謝で迎えます。
私のようなおっちょこちょいの人間を、
妻としてもらってくれて、今日まで一緒にいてくれるなんて。

本当にありがたいです。
ご飯も作ってくれるし。

それは、主人よりイケメンはいるでしょう。
もっとも、主人は、育メンでしたけれど。
私はほとんど子供を育ててない。

主人?
金もない。地位もない。
でも、彼には、優しい気持ちがある。
聡明な頭脳がある。
よく、歩く辞書っていいますが
主人は生きる辞書です。
歴史も、文学も、音楽も幅広く知っています。
私が他の人より少しだけ、
オーストラリアの文化や社会について知っているのは
それを教えてくれた主人のおかげです。

一緒にニュースを見ながら
一緒に映画を見ながら
わからないことを説明してくれた主人のおかげです。

そして、毎日食事も作ってくれる。
..........でも、最近、疲れているからでしょうか。
食事作りたくなくなったって言い始めました。
心配。

だったら、作らなくていいわよ。
どこかに食べに行くか、テイクアウトでもしましょうよ。

あ、その昔、私の友人が言っていました。
なにも料理をしない主人にね、
私が病気になったらどうするの?と聞いたら、
いいよ、外食してくるからって言われたので、
頭にきたことがあった。
寝てる私はどうするのって。

そうか、私もかなりそれに近くなってきたな。
でも、難しいんだもの。

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年取ると、結構いいことある

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この前、家を出てバス停まで歩きかけたら、
車が止まった。
向かいの家においてあった車。

上のバス停まで乗っていきますか?
歩いたほうがいい。歩かねば。
と一瞬おもったけれど、
「そうね。助かるわね」
と言って乗り込んだ。
「まあ、ありがとう。私はマリコ」
「僕はピーター」
年齢はかれこれ40歳ぐらい。
イケメン。

きゃっ。

「最近この通りには、新しい人が引っ越してきましたよね」
でも、私も彼のこと知らない。
というか、私は仕事ばかりしていたから近所の人のこと
あまり知らないのだ。
「あなたはここに何年住んでいるの?」
「8年」
「私は20年」
沈黙。
なあんだ。私の方が長いんじゃないの。
なんで、彼、私に声をかけてくれたのかなあ。
うちの主人は、近所のおばあちゃん達がバス停に座っていると、
「乗っていきますか?」と声をかけていたっけ。
えっ、私も?

あるいは、ひひひ、格好いいと思われたのかな。
まあ、それはないな。

しかし、年取るとやっぱりいいことあるよ。
この前も動物園でシニア割引。
そういえば、先週も映画館でシニア割引。

年取ると結構いいことある。
ラッキー!

おお寒い。

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日本にいる間、電話口の向こうで
「いやあ、寒い」と何度も言っていました。

実はそれ驚き。
うちの主人はメルボルンの人で、
少々のことじゃ、寒いなんて言わない。
実際、シドニーの寒さなんて、屁みたいなもんだ」
って豪語していましたから。

冬になっても、セーターやコート着ている主人って
みたことがありません。
テレビなどで、レポーターがコートなど着ていると、
主人は「ふん、プンツ(女々しいおたんこなす)」なんて
言ってバカにしていました。

その主人が、私の留守の間に、なんとセーターを買っていたんです。
結婚してから、何枚目?おそらく25年間で、3枚目ぐらいかもしれません。
それぐらい、シドニーの生活に冬用の洋服が必要なかったのです。
実際、朝に「おお寒い」と思っても、昼には20度近くなり、
歩いている人も半そでになっていますからね。

なのに、シドニーは今も寒ーい。
こたつ欲しいなって思っていたら、
こんな広告みつけました。

もっとも、冬は8月いっぱい。
おまけに、忙しすぎて、「炬燵に入っている暇はないな」。
来年、小遣いができたら
KOTATSU欲しいかも。

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正直ドクターたちにはがっかりしました。

日本で忙しくて医者に行けなかったので、
先日私の耳に栓をいれてくれた耳鼻科の医者に行きました。

日本で聞いた、好酸球性中耳炎のことを
英語で調べてもっていきました。
ひと月前の手術後初めてのチェックです。

「どうですか?」
「はい、まだ痛いのです」
「そうですか」
「まだ詰まっている感じがします」
「そうですか」
「先生、日本でこんな症状のことを聞いたのですが」
といって、英文のレポートを出すと、
鼻先で笑って、
「まあ、この症例はまだ数が少ないですからねえ」

耳をチェックして、
「全部大丈夫だと思いますよ」
「でも、左がまだ聞こえないような気がするのですが」
で、少しテストして、
大丈夫だというのです。

前もそうでしたが、
この先生は、まったくもって同情心がありません。
そういえば、
日本で診ていただいた先生たちも
全く同情心がありませんでした。

一人も同情心を見せてくれた医者はいませんでした。
そんなものでしょうか。
私が医者にそういうことを求めるのが間違っているのでしょうか。

痛い。聞こえない。耳が詰まっている。
そんなことはなんでもないことなのでしょうか。

正直ドクターたちにはがっかりしました。

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