この映画を観ました。
The Best Exotic Magnolia Hote!
日本語のタイトルを探したらないので、
まだ日本語では上映されていないことが
分かりました。
タイトル?知りたくないなあ。
また、変なタイトルつけるんじゃないかしら?

★
この前、We Bought a Zooも観ました。
あまり期待せずに観たのにとても
面白かった。私が動物が好きなことがあるけれど、
頑張ればやれるっていうメッセージが
映画のあちこちに光っていました。
でも、
日本語のタイトル見て驚き。
「幸せへのキセキ」。
えっ、何?
英語だと、
「動物園買っちゃった」でしょう。
なんて、変な訳。
★
この、ベスト・エキゾチック・マグノリアホテルは、
イギリスのシニアたちの生き方を示しています。
私もシニアに入るので、本当に面白かった。
ジュディ・デンチ、マギー・スミスなど、
世界の映画界の重鎮達が、それぞれの役を素晴らしく
演じていて、それもよかった。
なにしろ、英国風のユーモアが漂っているのも
とても面白かった。
★
メッセージが映画のここかしこにちりばめられているのですが、
最大のメッセージ。
Everything will be all right in the end.
So if it is not all right, then it is not yet the end.
インドのことわざ。
全ては終わりによくなる。
よくなければ、それは終わりではない。
★
とすると、私なんか、先年も生きていなければならなく
なるけれど(苦笑)、まあ、この大らかな考え方、いいですね。
とりわけ、我々の年代で、もう、人生は終わりだなんて
考えている人たちには、とても勇気の出るメッセージでした。
これまでずっと夫に頼って生きてきた女性。
夫が死んでしまって、文化も環境も違うインドに
来てしまった。しかし、そこで、新しい人生を見つける。
最高裁判所の裁判長。男色であることを隠していたが、
その昔インドにいた愛人のことが忘れられなくて、
退職後にやってくる。彼が幸せに暮らしていることを
知った後に、インドで人生を終える。
いつもいつも、ネガティブに考える妻と、
これでいいのかと思いながら、何十年も暮らし、
そのまま人生が終わるのかと思ったら、
インドで、新しい愛が見つかった男性。
★
想像してきたような人生の終わり方が、できない。
しかし、その方が面白いと、この映画は言っています。
色々あるけれど、終わりには全てよくなるのだと。
そう思えば。
諦めずに、いい終わり方を探そうと、この映画は言っています。
シニアの人生はまだ終わっていないのだと。
★
それから、新しい人生を始めるには、
文化の違うところに身をおいて、
ドキドキしたり、困ったり、それを乗り越えたり、
新しい文化を学んだりするのがいいのだと。
だから、私、シニアになって、
日本に行くのかも。
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