初めてでした。
この国では、まだ、バイクが
風を切って走っており、
田舎の感じでした。

ここそこに日本の看板、
日本のものが宣伝してあり、
お、日本健闘しているって感じがしていました。
しかし、台湾は少子高齢化で、
寂れていました。
★
香港の人に、アジアの先進国は
シンガポールかなって言ったら、
「そんなことはないでしょう」と憮然として
言われました。
香港人は、「大陸の人」たちで、
潤っていました。
日本語がペラペラのJさんは、
30年前に日本食レストランの
フロアマネージャー。
それから、日本から来た
建築関係の通訳。
今は、家を二軒ももち、
家一軒分の価値がある、
タクシーの権利も持ち、
一年に一度は長いクルーズを楽しめる
裕福な個人企業をしているのですが、
「日本人はもういませんねえ」って。
香港に日本の影響はほとんど見られませんでした。

彼の息子が勤めている
バーに行ったら、若い人たちが夜まで
お金を使い遊んでいました。
彼らは家賃収入で食べている両親から
お金を貰うということでした。
★
シンガポール?
ここは、更に日本の影響は見られませんでした。
どこに行っても、
日本人の影はありませんでした。
カジノでしょぼい賭け方をしている私たちだけ。
雲をつくばかりの建物が次々と建てられ
歩いているのは、オーストラリア人、
スペイン語の人、フランス人。

日本はここでも遅れをとっているのでした。
英語が出来ない、英語で仕事が出来ない。
外国の人たちの考え方が理解できない。
日本のものは、生鮮物を含めて
求められているのに、どうしていいか分からない。
そして、売れないと言って、嘆いている。
このままでは、日本は完全に遅れをとると思いました。
でもどうしたらいいの?+
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