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ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

娘の選んだ人

お代官様こと下の娘。
私は彼女が生まれる日まで働いて、
彼女が生まれてきて、2週間目には
仕事に戻っていました。
当時は、私のビジネスも順調だったので、
ナニー(メリー・ポピンズのような)を雇って、
彼女に家に来てもらって、娘の世話をしてもらっていました。
会社に娘を連れてきてもらい、
2時間ごとにおっぱいをやっては、仕事を
続けていたのです。
その後、彼女が年少組みの幼稚園に入るようになり、
あとは、ほとんど
主人が彼女を育ててくれました。


もし、主人が私の会社に勤めておらず、
本来のエンジニアの仕事をしていたら。。。
彼女も、上の娘も、ほとんど他人に預けたまま
育っていたのだろうと思います。
ちなみに、上の娘は私が主人と結婚するまで
人に預けながら一人で育てていました。
色々な人の手に。
私の見てないところで、彼女は、辛い思いを
していたようです。
彼女はそれが嫌だった。。。。と、
後で知りました。
長じて、彼女が様々に精神的な問題を抱えたのは、
そうした、たらい回し生活を強いた、
私のせいではなかったのかと思っているのです。


主人に育てられた下の娘。
その彼女が、クリスマス前に
私たちにボーイフレンドを紹介してくれました。
正直、イメージとは違って、ちょっと驚きました。
クリスマスの時には、娘達と彼女達のボーイフレンドどうしが
話して、私たちとは、あまり、話もしませんでしたから、
あまり彼のことが分かりませんでした。
でもまあ、娘が幸せでいるなら、と思っていました。


この前、娘が、彼女の仕事の合間にうちに来てくれました。
初めて、ゆっくり(私はほとんど家にいないので)
彼女がボーイフレンドの話をしてくれました。
彼は、ちょっと言葉では言えないほどの苦労を
子供の頃からしており、しかも、虐待から逃れて14歳で
家を出て、それから、ずっと1人で働いてきたのだそうです。
なのに、彼は、社会や世間に対して、全く恨みをいだかず、
今の仕事で高い評価を受けて、頑張っているのだと説明してくれました。


彼女は言います。だから、「私が持っている悩みなんか、彼に比べれば
全く埃のようなものだと思っている」。。。。
でも、彼は、それぞれの人たちはその環境によって異なる悩みがあるのだからと
言って、私の悩みもよく聞いてくれると、娘は言いました。
あんなに、ひどい仕打ちを受けた社会や家族に対して、
恨みを持っていない彼を、とても尊敬している。
彼は私を深く愛してくれているし、
私も彼を愛している。
彼はほとんど学校に行っていないが、彼ほど、優秀な人はいない。
学校に行っている私が、時々、馬鹿に思えるほど、彼は聡明だ。
..................って。


私は、娘を育ててくれた主人に感謝しました。
彼女を、このように、正しい見方が出来る人間に育ててくれたことを。
.................
地位や学歴や見かけて人を判断しない。
若いうちは、どうしても、物質的なものを追いかけるから、
例えば、お金やステイタスが輝いて見えることがあると思う。
 (もっとも、私はなかったけれど)
だから、お金のために、自分をコンプロマイズ(妥協)して
しまうケースが多い。
でも、彼女は、
学歴にも、みてくれにも、金にも目が眩まなかった。
.................
長い人生なので、彼女と彼が、
このまま一生一緒にいるのかどうかは分からない。
しかし、今の気持ちを大切に、末永く一緒に幸せであるように。


繰り返すようですが、
私は娘をこんな風に「ちゃんと」育ててくれた主人に感謝し、
「ちゃんとした」見方ができる娘を
誇らしく思います。
とりあえず、人生、これで一安心。
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