ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

シドニーのポストクリスマス

オーストラリアの休みは、暦通りでいくと、
25日のクリスマスと26日のボクシングデ―が
休み。ただし、今日27日は25日が日曜日だったので、
その代替休暇。
年末は、休みなしで、1月1日のニューイヤーデ―だけが
パブリックホリデーと言われる公の休みになります。
オーストラリアでは、この公の休みに、普通は年間4週間の有給休暇が
あり、そのうちの何日かを絡めて休みをとるのです。
ところで、最後に、私たち夫婦が、ゆっくり休みをとったのは、
いつだったのか、遥かかなたなので、思い出せません。
20年以上、父ちゃん母ちゃんビジネスをしていましたからねえ。
会社の社員の人たちは休んでも、自分たちはなかなか休めませんでした。
もっとも、中小企業の経営者ってこんなものです。
今年は、主人が勤め人になったので、私たち夫婦は25日と26日そして今日の27日を
休むことにしました。P1090542.jpg

ラッキーです。


今年は、上の娘とそのボーイフレンドがゴールドコーストからやってきて、
下の娘が彼女のボーイフレンドを「初めて」家に連れて来て、
その4人と、私たち夫婦、プラス愛犬サリー7人だけの
ファミリークリスマスになりました。
クリスマスの料理は、クリスマスの朝に、主人が早く起きて
全部作ってくれました。


クリスマスツリーの下に、娘たちがそれぞれに持ってきたプレゼント。
私から主人へのプレゼント。主人から私へのプレゼント。
それを、下の娘が一つずつ、名前を呼びながらテ渡していきます。
上の娘は、ボーイフレンドから既にプレゼントを貰っていて、
もっているスマホのアップグレードがプレゼントだと言います。
iPhoneからサムソンのギャラクシーに代えて、3か月分の
契約金を払ってくれたのだそうです。下の娘は、ボーイフレンドから
素敵なワンピースを貰っていました。
それにしても、サムソンねえ。アップルじゃないのねえ。
アップルよりずっといい。凄いって言っていました。
下の娘とボーイフレンドから、私たちはBONSAIを貰いました。
長生きしろってことかなあ。P1090539_20111227084538.jpg



私は主人に、救世軍の経営する店で、古いティーカップを見つけました。
救世軍(サルべ―ションアーミー;略してサルボと言います)や他のキリスト教の団体は、
中古品をドネーションしてもらって店を経営しています。
サルべ―ションアーミーの店を、サルべ―ション・アルマーニと言う人もいます。
働く人たちは、ほとんどがボランティア。特に、年取った人たちが働いています。
売り上げは慈善事業に使われます。
さて、私のうちのカップは、ことごとく壊れれていて(......つまり、私が全て、壊していて)、
ついにティーカップは、わずか一つだけになってしまいました。
マグカップはありますが、主人はマグカップが好きではありません。
まあ、どうせまた壊れてしまうのだしと、サルボに
行きました。と、スゴーク綺麗な古い英国製のカップが2つ。
ああ、これだあ。主人は古いものが好きなので、きっと喜んでくれるだろうと思い、
「気前よく」?(サルボに行くと気前良くなる!)、これください....と言ったら、
店の人が、実は、これに、ケーキ皿が4つ。ソーサーがあと2枚ついてくるのだけれど
と言うのです。つまり、救世軍にこのセットをドネーションした人は、
カップが壊れてしまっているし,もう財産価値がないからと思ったらしいのです。
確かに。カップが2つも壊れていては、セットにならない。大枚?35ドル
払って戻りました。でも主人は大喜び。古いものが本当に好きなんです。
だから、私と結婚したって言っています。
私は、デザインの感じで、もしかして、アールデコかなと思ったのですが、
主人は多分もっと古いだろうって.....。全部揃っていたら、かなりの値打ちものだっていうのです。
これから、インターネットで調べるらしい。ミステリーカップ。楽しみが続きます。
どうやら、金の飾りは本物の金。だから、たわしでこすったりするなよ、主人にくぎを刺されました。P1090540.jpg

壊してもいいって思って買ったのに......。


ゴールドコーストから来た娘たちは昨日、帰りました。
下の娘は、昨日の朝、朝ごはんを食べにきました。
クリスマスの日は、ボーイフレンドにくっつきっぱなしで、
ちょっと悪いと思ったからかも知れません。べたべたしてましたからねえ。
だから、昨日は一人でやってきました。
主人は、疲れてしまっていて、今朝は寝ています。
ゆっくり休んで欲しいなあ。
私は、これから優駿の原稿を書いて、掃除をします。



今年は、本当に色々なことがあって、
クリスマスが出来るのかと心配していましたが
何とかこうして静かなファミリークリスマスを
迎迎えることができました。主人は、明日明後日と働いて、
どうやら、今週の金曜日から、また仕事が休みのようなので、
私も、まだ残っている仕事をダラダラと片付けながら、
ダラダラ過ごしたいと思います。
ダラダラっていうの、生まれつきの性分で出来ないのですが、
ちょっとやってみようと思います。植木等の「ス―ダら」節を歌いながら。
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93歳と63歳の会話

数日前のことです。バス停で新聞を読みながらバスを待っていました。
と、「すみません、新聞を読んでいるのに、おじゃまして」と丁寧な言葉。
「バスはもうすぐきますか?」と年配の女性から聞かれました。
「ええ、もうすぐです」「そうですか。タクシーを拾おうと思ったけれど、
何とラッキーなんでしょう。ごめんなさい、おじゃまして」。
と、その女性は、「今日は他にもラッキーなことがあったんですよ」と言うのです。
「デンティスト(歯科医)に行ったのです。クリスマスで色々食べると言うのに、
歯が欠けてしまって。支払いをする段になったら、デンティストは、無料だって言うんです」
「まあ、無料ですか?」「ええ、プレゼントだって」何というラッキーな人。オーストラリアの歯科は、
飛び上るほど高い。私の歯も、日本で見積もりしてもらったら80万円。オーストラリアで
してもらったら2万ドルかかると言われたほど。いえ、単なる見積もり。
女性は、「本当に、ラッキー。バスがすぐ来ると言うのもなんてラッキーなんでしょう」って、
何度も言うのです。

sound of music



その女性は......私は93歳なのですが.....と言いだします。とても93歳には見えない。
もしかして60後半か70歳と言っても通る。「お忙しいのに、本当にごめんなさい」と
何回もわびるのだが(苦笑)、喋り続ける。いいえ、どうぞどうぞと私。
彼女の話はとても面白い。バスが来ました。と、「隣に座りましょうか?」と彼女。
そうですね。「あのお、あなたは、とても93歳には見えませんが、
どうしてそんなにお若いのですか?」「そうですねえ、state of mind (心のありかた)かも」と
彼女は言いました。
「私は、2人の主人を失くし、癌にも2度かかりました。でも、何とかこうして生きている。
本当にありがたい」。
「主人はね、2人とも60歳前で死んだのです。私のこの腕の中で....」と彼女は繰り返しました。
辛い思い出に違いありません。
「でも、私はこうして生きている。ジュリー・アンドリュースの歌を覚えていますか?
彼女が結婚を申し込まれた時に歌った歌」

サウンドオブミュージックは、私と、私の子供たちの心の故郷なのです。
あの映画の中に、私はいつも人生を見出していました。
バスの中で、突然、見知らぬ93歳の女性から、私が「人生」の故郷だと思っている
歌の話が出て、私は驚きました。


Perhaps I had a wicked childhood
Perhaps I had a miserable youth
But somewhere in my wicked, miserable past
There must have been a moment of truth
たぶん、私は、悪い子供だったかも知れない。
たぶん、私は、暗い青春時代を送っていたかも。
でも、そうした過去の中に、もしかして、一つだけ
真実があったのかも知れない。

For here you are, standing there, loving me
Whether or not you should
So somewhere in my youth or childhood
I must have done something good
でなければ、どうして、ここに私がこんなに幸せに立っていることが
できるのでしょうか。こんなに幸せに満ちて。
だとすると、私は、過去に何か「いいこと」をしたのかも知れない。
だからこんなに幸せなのだ。

Nothing comes from nothing
Nothing ever could
So somewhere in my youth or childhood
I must have done something good

何もないところから何も生まれない。
何も起きるはずがない。
だから、私の子供頃あるいは、若かった時に、
「なにか、いいことをしたのかも知れない」




93歳の彼女は、I must have done something goodと
何度も言いました。そうそう、若くいられる「こつ」ねえ、働き続ける
こともそのひとつかも。私ね。90歳まで働いていたの。
90歳まで...........
動物のケアをしていたの。時給わずか18ドル(多い!)だけれど、
動物のケアをするって、本当に楽しかったわ。私に仕事をくれた人たちに
本当に感謝するわ。

ああ、私のバス停がくる。「そう、ここであなたは降りるのね。
あなたと会って、お話が出来て嬉しかったわ」と、93歳の彼女。
「私も。いいお話をありがとう」とバスを降りた。
素敵な人だった。髪がショートで、キャサリン・ヘップバーンにとても
よく似ていた。私がそれを言うと、「私もこの髪型が好きよ」って言っていた。

素敵な人に巡り合ったことに、私は感謝しています。
こんなにいいことがあるなんて、
I must have done something good in my past.....

シドニー27年前のクリスマス

昨日は、約束を間違えてシドニーの市内、CITYに行ってしまいました。
Yさんは、来週の金曜日と言ったつもり。でも、私は今週のつもり。
CITYの紀伊国屋の中にあるカフェで待ち合わせ。
Yさんを待ちながら、ゆっくりと、新聞を読みながら、周りを観察して
いました。実は、オーストラリアで、私はスマホを使わないのです。
3Gの携帯ですが、オーストラリアではほとんど携帯も使いません。
日本では確かに、メールチェックが出来たりするか便利かなと
思いますが、オーストラリアでは、当然家でチェックができるし、
スマホの必要性は感じないのです。
それにしても、CITYまで行くバスの中から、観察をすると、
携帯しながら歩いている人、多いですよね。
仕事で車を運転する主人が、本当に危ないって
言っていました。私も、「忙しいふりして」することが
ありますが、止めた方がいいですよねえ。
カフェでも、二人で向き合っているのに、一人は
スマホしている。むむ、これは、深刻な事態になっているかも。


オーストラリアで最も大きな行事はクリスマスです。
オーストラリアの人は無宗教だと言います。
伝統的に、キリスト教であっても、オーストラリア人の
大半は無宗教。ここはアメリカと違うところです。
では、それなのに、どうして、クリスマスがオーストラリアで
最も大きな日なのでしょうか。
それは、「家族の日」なのです。
「愛」や「思いやり」の日でもあります。
だから、町には、チャリティ(慈善)を求める多くの人たちが
いました。中にはわざと「悲しい顔」をして、帽子を出して立っていました。
中には、動物まで連れて「物乞い」をする人たちがいます。
動物好きな人はみな、足を止めます。でも、彼らは動物を
出しにして、物乞いをしているのです。本当のチャリティの
団体は街に出て、「物乞い」などしません。
「物乞い」をする人々、彼らはクリスマスを利用して、
「愛」と「思いやり」を「乞う」人たちです。悲しいな。
............
「愛」や「思いやり」は「乞う」ものではなく、「与える」ものだと思うからです。


シドニーのCITYの中央に、GPOといわれる、中央郵便局があります。
MARTIN PLACEという場所にあり、毎年、ここに大きな
クリスマスツリーが立ちます。27年前に、私が、娘と二人で
この国に移民をしてきたとき、ここに娘を連れていきました。
救世軍のバンドがいて、クリスマスキャロルを演奏していました。
誰かここに来て歌いませんか?と指揮者が言った時に、
私は手を挙げました。信じられますか。移民してきたばかり。
英語もあまり出来ない。なのに、私は手を挙げたのです。
何を歌いますか?Silent Nightを歌います。
娘が泣いていました。自分も歌いたかったらしい。
今年も、クリスマスツリーが立っていました。P1090533.jpg
思い出の場所に。



27年前のクリスマスス、当時、私のファミリーは上の娘だけ。
そこで、二人でヒルトンホテルのクリスマスディナーに
行くことにしました。当時、私ははJTBのシドニー支店に勤めていて、
給料も安く、そこから、一人50ドルは大きな出費でしたが、
でも、娘に、オーストラリアのファミリークリスマスを味あわせて上げたかったのです。
サンタもやってきて、それは楽しいクリスマスでした。
家には、スーパーマーケットから買ってきた小さなクリスマスツリー。
それでも十分に幸せでした。
あれから、もう27年も経ってしまったのですね。
今年は、ゴールドコーストから上の娘と彼氏、下の娘と彼氏が
やってくるようです。この前、日本の100円ショップで買ってきた
ハンカチとか文房具とかを包んで、ツリーの下に置きました。
主人が、2人の彼氏に「同じ数」だけやらなければだめだぞと
言うのです。でないと、戦争が起きるって。おお怖い。


今年は本当に色々ありましたよね。
悲しいことも怖いことも。
辛いことも。たくさん。
でも、私は、クリスマスを「愛」と「思いやり」と、
そして、それをくれた、多くの人たちに\への「感謝」の日にしたいと
思っています。
さて、今日は、珍しく太陽が出てきました。
窓の掃除をしています。

P1090529.jpg

シドニーのちっちゃな幸せの日々

オーストラリアに戻って二週間、夏だって感じの日は一度もありません。
昨日シティまで出かけて、ちょっと喋りすぎて、遅くなったので、
タクシーに乗りました。運転手は、マンチェスター出身だって言っていましたが、
「11年もシドニーに居るけれど、いやあ、こんなに寒い夏は初めてだ」って。
「イギリスの夏って、こんな日もあるって聞いたけれど」「そうだねえ、
英国ではこういう夏ってあるなあ」。こんなに寒いと、もしかしてクリスマスは、
雪かもねって、笑いました。が、本当に寒いです。


雨もずっと降っていますから、片づけようと思った庭仕事もなかなかできません。
今日は、あっ、晴れ。急いで、鉢に植えてあったオーキッドを庭に植えかえ、
伸びきってどうにもコントロール出来なくなったラベンダーを切り、そこに、
やっぱり鉢に植えていた野菜たちを植えかえて、庭を整えました。
やるじゃん。と、独り言。ソファのカバーもついでに洗いました。
隠れていたソファ。穴だらけ。でも、まだ買えないな。カバーでカバーしておこう。
窓際に、リバースガーデンを作りました。何、それ?
ジャガイモの芽が出ているところと、人参の葉っぱの出るところを
皿に入れて、これから育てようというのです。楽しい。毎日、ほんの
少しずつ芽が出て育って行くのがわかります。10122011443.jpg

ミミズバー、つまりミミズの養育箱に、入れずに、自分で育てようとしているのです。
捨てるごみから新しい命の庭、つまり、リバースガーデン。
ミミズちゃんたちも元気に育っています。彼らが創ってくれたミミズのティー(ミミズの創る土から出る水)を、
今日は庭の草木にあげました。ありがとう、ミミズちゃん。


なんていいながら......東京から戻って、シドニーを楽しんでいます。
そうそう、週末主人と一緒にバスを待っていたら、バス停前の家の木に、
素晴らしい色の虫をみつけました。主人が「珍しいなあ。普通は、鳥に食べられないように、
迷彩色をしているもんだが、きっと、毒があるのかも知れない。鳥を怖がらずに、こんな
目立つ色をしていられるのは」。10122011444.jpg

主人は通りがかった、お祖父さんと子供に、
「ホラ、こんな綺麗な色の虫がいるよ」と話しかけました。お祖父さんは、アジア系の人。
あまり関心がないよう。普通だったら、子供を抱き上げて、見せてあげるところですけれど。
[ふううん。じゃあ」って、そそくさと立ち去っていきました。
アジア人は、自然とか自然を守るっていうことに、あまり関心がないようですね。
シビアな見方かも知れませんけれど。でも、本当にあの虫は、綺麗だったなあ。


昨日は、何年振りかで、競馬学校の校長と会いました。
退職したけれど、つまらない。奥さんがトイレに立ったすきに、
「彼女から、あれをやれ、これをやれって言われて、うんざりしているんだ」。
話を聞くと、どうやら、今、新しくできる学校のコンサルタントとして週2日働いているよう。
そして、彼が、私にも手伝って欲しいって。
ひひひ。それはいい。学校、好きだもの。何の仕事が好きかって聞かれたら、
学校が好きと答えます。私は、学校が大好き。教育がこの世で最も大切だと
思っているから。自分も学ぶことが大好きだし、知っていることを人に伝えるのも
好きだし。そうかあ。また学校に戻れるかも知れないなあ。しかも、その学校は、
動物に関係する学校らしいのです。
今年、色々悲しいことや、運の悪いことがたくさんあったけれど、考えてみれば、
これまでに会ったことがなかったような素晴らしい人たちとも会えたし、こうして、
過去がまた訪ねてくれて、もしかして、また学校に関わることができるかも知れないし。
悪くないなあ。人生って。


埃をかぶっていたクリスマスツリーを飾りました。
飾りは、娘たちが創ったものや、一緒に買いにいったもの。
一つ一つ、思い出しながら飾りました。
主人が、「綺麗に飾ったなあ」って誉めてくれました。
すごく嬉しかった。IMG_0568.jpg


久しぶりにお代官様との会話

今週末は大掃除をする予定でした。
日曜日に、つまり、今日、お代官様が
珍しく泊まりに来ると言ったからです。

ホームオフィスにしてから、お代官様の
部屋には、事務所から持ってきた荷物が
積んであり、埃だらけ。オーストラリアは、
蜘蛛の多いところで、小さな蜘蛛から大きな
蜘蛛まで、それから毒蜘蛛まで、部屋に入り込むことが
あります。したがって、荷物を重ねておくのは、
絶対NO NOなのです。
ということで、大掃除をすることにしていました。


昨日、土曜日は、珍しく、お代官様から
主人に電話。「お茶飲まない?」おお、珍しい。
ということで、彼女の仕事の休憩時間の
30分だけ、お目にかかっていただくことになりました。

彼女の仕事場の近くのカフェで待ち合わせ。
私たちは先に着いたので、コーヒーを飲んで待ちました。
主人が、マキアートを頼んだのに、出てきたのは、
ロングブラック。「マキアートを頼んだんだけれど」
中国人のウエイターが「おお、すみません、マキアートってなんですか」
分からなかったら、最初から聞けばいいでしょう。
主人が、「だったら、これでいいよ」と、にっこり「そうですかあ」
わざとかなあ。
さて、お代官様がやってきました。機嫌が悪いよう。
店に嫌な客ばかりくるのだそうです。ドキッ。

カットしたばかりの私の頭をちらっと見て、
指でさわり、何もいいません。おっ、パスしたのかしら。
でなかったら、「なによ、その頭。変じゃないの」って言われるからです。
と、「お母さん、左の鼻の穴から、長い鼻毛がでているわよ」。
そしたら、主人が「日本から戻ってずっと、そうなんだ。、気持ち悪いんだよ」
ええ、なんなのよお。それから、お代官様は、「お母さんの鼻の下、どうしたの}
「えっ、髭が伸びてる?」「違う。髭がないんだけれど、それはどうしたの?
まさか、剃ったんじゃないでしょうねえ」「もちろん、剃ったのよ」
「それ、だめだって言ったでしょう。ああ、気持ち悪い。剃ると、ますます濃くなるって
言ったじゃないの」「大丈夫よ、もう年なんだから、毛穴が大きくなるなんてないわよ」
「そんなことないわよ。ああ、何度言っても分からないんだから」どっちが?
いいじゃないの。鼻毛も髭も、私のことなんだから、あなたに言われる覚えはない。
と言いたいけれど、ひたすら我慢していました。

そういえば、ゴールドコーストに住む、もう一人のお代官様からも、
この前叱られたばかり。「あのねえ、Facebookのことなんだけれど。
うちの娘のことだって、大騒ぎしないで欲しいのよ。まるで、私、小さな子供みたいじゃないの」
「お母さんにとっては、いくつになっても子供でしょう?」「それはそうだけれど、あれじゃ、
私がまるでバカにみえる」。はあ、そうでござりますか。「じゃあ、何と言ったらいいの」
「そうねえ、もっと具体的に私の音楽についての感想を言うとか」「はい。そうでござりまするか」
「お母さんを非難するつもりはないのだけれど、でも、分かって欲しいの」「はい」
それから、メールが入って、同じ「ご指導」を受けました。


さて、折角掃除したのに、お代官様は姿を見せません。
今日は何でも、友達と、友達の両親の家(大邸宅らしい)でのパーティーに
ケータリングとウエイトレスしに行ったらしいのです。時給20ドル。
ケータリングと言っても、パーティーフードを作るらしい。まあ、仕事は仕事。
そして、疲れたからって、今夜は来ないと言いました。
ちょっと、がっかりだけれど、仕方がないな。

掃除をしている間に、色々な物をみつけました。
何をどこまでとっておいたらいいのか、悩みます。
私にとっては重要なものでも、子供たちにとっては、
単なるゴミにしか見えないものもありますし。
写真も、何千枚もありますが、一体どうしたらいいのでしょうねえ。
ここ数年で決めておかないと。
これからは身軽に生きていかないとね。先がそうあるわけでもないのだから。


昨日は、というか、今朝、主人と一緒に「月食」をみていました。少し雲があったので、心配したのですが、
地球の影が少しずつ月に移って、月が暗くなり、それから、今度は赤くなりました。月が赤くなる頃には、
星も輝き始めていて、大人二人が、空をずっと見ていました。次は、どうやら、30年後らしい。
二人ともこの世には、恐らく居られないに違いない。そう思いながら、空と、月と星をみていました。
一度寝たはずのサリーが起きてきて、空をみている私たちを不思議そうに見ていました。2506708034.jpg

日本の農業.....暗いくらいと嘆くより

フェースブックで、次のウエッブを紹介された方がいます。
農家の婿のブログです。
福島の農家の大変な様子がブログには描かれていました。
胸が痛くなります。
ただ、私はそのtone 音調が気になりました。
英語のtoneは、大変重要なコミュニケーションの手段です。
同じYes でも、toneが違うと戦争まで起きるほどの大違いになります。
私は、ブログの中のそのtoneが気になったのでした。
恨み。恨み。恨み。そんな感じが聞こえました。

福島。放射能。それは誰も否定しえない大変な災害です。
しかし、彼は、ブログの中で、農業の流通方法や、価格のことも
述べていて、それについては、私は疑問を持ちました。
彼が歎き、罵倒する、その流通体制の中で、その方は、今まで生きていたのではないか。
今回の災害が起きるまで、その流通体制の中で生きて来て、それを、「よし」としていたのでは
なかったのだろうか。ところが、今度は、手のひらを返して、その流通体制を
非難する。確かに、悪い人はいるだろうが、人を恨んで一体そこから、何が生まれるのだろうか。
...........と思ったのでした。しかし、私は農業の専門家ではありません。

そこで、観音山フルーツガーデンの児玉さんに彼の意見を伺いしました。
それが、下記の通りです。


農家の婿のブログ

***
観音山フルーツガーデン、児玉典男さんの意見

確かに放射能という目に見えないやっかいな代物の影響は、
他の地域に住む私達には到底理解できない程厄介でしょう。
しかし、この文面だけを拝見する限り、放射能と関係ない他の地域の農業者にもあり勝ちな、
「被害者妄想」で「自虐的」な発想にしか見えません。

今年のみかんは全国的に味が薄く、生産者手取りが超安値で推移して、
出荷しても採算が合わないために
産地では沢山のみかんが園地に捨てられています。
過去の味の良かった年でも、生産者原価に届かない年がほとんどで、
私が就農して40年、その間に沢山のみかん園地が
耕作放棄地となり、今も加速的に減り続け、ここ20年間の間に、
1/3以下の面積にまで激減しています。

生産・出荷団体はその原因として、消費者の嗜好、環境変化だけを列挙していますが、
私の考える最大の原因は、旧態依然とした流通システムや、
それに沿った栽培努力の欠如に起因するところが多く、
JAなど大きな組織で「寄らば大樹の陰」的に安住して、
そこから一歩踏み出そうとしなかった生産者自身に最大の責任があると考えています。

放射能が無くても、毎年、農産物の生産者手取り価格は、相対的には上下しても、
絶対的価格は常に安いのです。

観音山では社員の父親が栽培する米を直接購入しています(この形を縁故米と言います)が、
その玄米の価格は15,000円/60kgです。

JAに出荷すると11,000円にもならないでしょう。
TPPで米の価格jが更に下がり、仮にその差が2倍、3倍以上になっても今のまま購入を続けるでしょう。
どこで栽培したか分からない米より生産者の顔が見えるので安心だからです。
他の消費者の方も同様ではないでしょうか。

もし、このブログで嘆かれている方が、消費地に信頼のできる消費者とつながりを構築していて、
詳細な産地情報や検査データをダイレクトに提供できれば、風評被害などに迷わされることなく、
生産者が希望する価格で購入していただけるはずです。

現在のヨーロッパの経済危機の状況を見ても、政治が市場経済に翻弄されています。
政治や行政、既存の流通組織を頼るのではなく、生産者自身が市場流通の中に素早く身を置いてこそ、
活路を見いだせると思います。

何事もそうですが、常に前に出なければ、日本の農業に将来はありません。
リスクを恐れ、現状に甘んじていることは、猛烈な速度で動いている世界経済ですから、
後退を意味していると思います。

私も生産者の歴史の中で、沢山の悪徳業者を見て来ましたが、
”風が吹けば桶屋が儲かる” のは今に始まったことではありません。
仮に、その業者が悪徳で自己利益だけを追求する者であったとしても、
そのような業者が無ければ、値段さえ付かず、
産地に米の在庫の山ができる可能性があり「必要悪」と
考えれば腹も立ちません。

今、巷では経済後進国の農産物に関して「フェアートレイド」と言う言葉が出ていますが、
その最終目的は、生産者と消費者をできるだけ
近い流通で結び、生産者に有利なシステムを構築する活動に尽きると思います。

イギリスを初め、ヨーロッパでは巨大なスーパーが価格決定権を持ち、
生産者を苦しめていると聞いていますので、
既存の流通システムの破壊し、新たな流通を創造する以外に、
世界の農業が健全に消費者に食糧を供給できる道はないと思います。

観音山では、消費者のお顔の見えない卸売を極力避けて、マルチユーザーへの販売に力点を置いているのは
沢山のお客様を持つことによるリスクヘッジを主眼に置いているからです。
私達生産者には”お客様は神様です”で、日々、その言葉を肝に銘じて生業に励んでいます。

”暗い暗いと嘆くより、自ら進んで灯りをつけましょう”

箪笥の掃除、人生の掃除

なんと、昨日は15度を切ったんです。
今頃のシドニーは、普通なら30度を越していて、
40度になることもあるのです。
なのに、寒い。サミーデービスジュニアです。
51年ぶりの寒さだって。
昨日も、半そで着ていたら、段々涼しくなって
ついに上に2枚も着こみました。
しまおうと思った毛布もまだ出しています。
ヒーターまでつけてしまいました。


さて、先週台所で起こした事故のせいで、腰と足が痛い。
その時には気がつかなかったのですが、
左半身をかなり打ったようで、
青あざが腕も尻も足も。
手の先まで動かなくなっていて。
でも、まあ医者に行ってもどうにもなるまい。
と思って、今、自分で色々工夫をしています。


土曜日と日曜日は、壮大な計画?のもと、
掃除をしました。まずは、洋服ダンスの整理。
そういえば、日本にいた時に、
本屋で「人生が変わる掃除術」と言う本が
すごーく売れていたのを知りました。
恐らく「脳内革命」や「スティーブ・ジョブス」と同じく、
タイトルが全てを言っているものなのです。
と思いました。読むだけでは何も変わらない。
中には、読むとがっかりするものもあります。
だって同じこと、何度も言うんだもの。
というわけで、実行あるのみ。
洋服ダンスの整理を実行しました。


しかし、あること、あること。
つまり、同じようなものが。
洋服に、自分の生き方が映されます。
何十年もほとんど変わらない。
派手な色。
赤いシャツ。緑のシャツ。ピンクのシャツ。青いシャツ。
それにしても、数が多すぎる。
どうしてこんなに無駄なことをしたのかと愕然としました。
そんなに高いものではないはずですが、そんなに何枚も必要が
ありませんでした。でも、買い続ける。
ユニクロのせいにするのもなんですが、
ユニクロは決して正義ではない。彼らにも「悪」のサイドがあるのです。
安いからつい買う。無駄にする。
高いものを買えば、何枚も買えないから無駄にしない。環境に優しい?
あるいは、高過ぎれば買えない人は買わないから
結局はものを無駄にしない。環境や地球に優しい?いいすぎでしょうか。

ユニクロは「悪」です。人類の「敵」かも。
そういえばジョブスのことをそう言った人がいます。
アップルでコネクトしている人たちだけを大切にする。
彼らの間だけのコミュニケーションを助ける。
しかし、アップルにコネクトしていない人たちは......
ジョブスは神ではないのだと。


私、あと何年生きるか分からないけれど、今回、もう洋服は買わないって
ほぼ決めました。ハンドバッグも買わない。死ぬまで十分なほどあるもの。
年取っても(もうとってる!)、赤も青も緑も着る。サイズは、前のサイズでも
着れるように、頑張る。


掃除をしたら、「湿布」「温湿布」「貼るカイロ」一杯出てきました。
湿布は、何年も前に無くなった仙台のおじからもらったものも出てきました。
貼るか?効くか?
分からないけれど、もったいないから使うことにしました。
いやあ、身体が本当に痛い。さすばに痛みだけは薬。
買いものをするメモに、Pain Killer って書いてたら、
主人がゲラゲラ笑います。
つまり、それは「痛みの殺し屋」って感じに聞こえるのだそうです。
ペインを殺した人物を探すために、探偵でも連れてくるかあ。って感じなんだそう。

言葉が持つニュアンス、意味は、何十年も英語を使っていても難しい。
昨日も、英国の探偵もの、Taggart や、ポワロを観ながら、主人が
色々と説明してくれました。うちの主人は、本当に、歩く辞書どころか
生きた辞書なんです。しかも、音声で教えてくれる!
私ってラッキーです。

シドニー1週間目

先週の土曜日にシドニーに戻って、
あっという間に1週間が過ぎようとしています。
シドニーは、私が戻るまではずっと雨で
私が戻ってからはほぼ晴れ。
You are my sunshine my only sunshine....
なんて歌っています。


昨日は、早いクリスマスムードのシドニーの市内まで
出かけました。バスで。
シドニーのバスは、プリペイのカードを持たないと
乗れない場合もあります。主人に買ってもらった
トラベル10というプリペイカード(日本のSUICAのような
ちゃんとしたものではありません。ただの紙!)を使おうと思ったら、
Don't worry !とドライバーに言われました。
気がつくと、カードを読み取る器械がありません。
驚き。何だか無理やり器械をとった跡が運転席にありました。
そんなバスを走らせるなんて、オーストラリアねえ。
この路線全部、タダじゃないのお。
とはいうものの、ラッキー。無料でした。


気がつくと、バスの優先席には、足を投げ出した男がいます。
4人がけの席に、脚をかけて、バッグを投げ出して、
小汚い格好。なにやら、ぶつぶつと呟いています。
オーストラリアで、こんなにマナーの悪い人を見たのは
初めて。その男のつぶやきは大きくなりました。
「シェリー、シェリー、どうしたんだ」「えっ、なんなんだ」
声が大きくなる。私の隣の婦人と私も目を合わせる。
「どうしたんでしょうねえ、あの人は」と。
きっと、病気なんだ。精神的な。シェリーと言うのは、
彼の奥さんか、ガールフレンドか、娘なのか。
一緒にいるのか。別れたのか。
思いが廻った。それにしても、乱暴などしなければいいけれど。
ドライバーは、何も言わないのだろうか.....
と思いながら、ハーバーブリッジを渡り、市内の終点に着きました。
bridge opera house

ハーバーブリッジから見る市内はwonderful as usual!
シドニーに戻ったんだあ。


この前、DAVID JONESというシドニーのデパートで安物の時計を買いました。
主人が、20ドルのでいいからって言ったので、実は、
この前、日本のDONKIで1980円で、時計を買ってきたのです。
SEIKOブランド。
でも、動かなかったんです。安物は駄目だと思うけれど、
だけど、主人は、どうしてもまた安物が欲しいと言うんです。
まあ、高いものは買えないという事実がありますが、いずれにしても、
時計がなくて不便らしいいのです。
できるだけ大きな文字で書いてあり、文字盤がフラットで、丸型で...
買ってきてみせたら、やっぱりやだ。文字盤が黒くて見えにくい。
ということで、チェンジに行きました。そしたら、ありました。一つだけ。139ドルで。
それ以下の価格はこのデパートにはありません。DONKIじゃないもの。
ブランドはTIMEX。
前のを返却して新しいものを払おうと思ったら、クリスマスセールで30%引き。
ああ、ラッキー。

帰りは、途中のスーパーに寄って、その晩作る、カレーの中身を買って帰ろうと
思ったら、バスに乗り遅れてしまいました。なか、40分位あるのです。
そう、シドニーのバスはノンビリなスケジュール。
バス停は日陰で、結構寒い。
そう、日陰だと、最近は、ちょっと寒いぐらいなのです。いつもの夏じゃない。
と、バスが来ました。でも、そのバス、途中でデポに行くバス。
なのに、私は、ドライバーに聞きました。(押しの強いのは得)「その先まで行かないわよねえ」
と。.........ドライバーは、
「行ってもいいよ。もう今日はデポに行くのは止めるから」
えっ、ラッキー。乗客は私だけ。貸切。
そこで、ドライバーに近いところに座ってチャット。
「私、オーストラリアに久しぶりに戻ってきたけれど、
やっぱりオーストラリアはいいわあ。ここに住まわせて貰うって、
ありがたい」って言ったら、「こんな綺麗な人に、オーストラリアはきて
もらってありがたいよ」と、歯の浮いたようなお世辞。
ひひひ。今日は何てラッキーな日だ。


それは昨日のことですが、今日も、愛犬サリーが、
足を、死ぬほど掻いています。かじったりしていて。
そういえば、散歩をしていて、時々びっこもひいています。
このままだと、悪くなる。でも、VETのところまでいけない。
足がないのです。ペットタクシーを呼びましたが、出ません。
しかたがないので、ゆっくり歩いて行くことにします。
これから。何でもなければいいのだけれど。
どうしたのかなあ。


主人は、私が買ってきた時計を気に行ってくれたようで、
昨日はベッドにまで時計をして......ジョークですが....
今、11時40分。これから寝ることにします。バカ。

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