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ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

オランウータンとの25年目の再開

25年前のことです。オーストラリアに行って1年目のことでした。最初の年は、JTBで仕事をしていたのですが、2年目に、カンタスの子会社のジェットアバウトという会社に移りました。どうしてと言われると、よく分かりません。ジェットアバウトの給料が飛びぬけてよかったわけでもなかったのです。私は日本的な環境が合っていないので、そのためだったかも知れません。ジェットアバウトでの環境は、ほとんど英語でしたから、当時あまり英語のできない私にしては、かなり無謀だったと思います。もっとも、私の人生は無謀だらけでしたけれど。今も、かなり無謀なことをしています。ジェットアバウトは、給料が安かったけれど、しかし社員割引、つまり、一年働くと、9割引で飛ぶことができました。さて、私は、ハワイ経由で日本に帰ろう思いました。娘とワイキキの浜辺で遊びたかったのです。飛行場に行って、さあ、チェックイン。しようと思ったら、実は、アメリカに行くためのVISAをとるのを忘れていたことに気がついたのです。そして、その日は、すごすごと家に戻りました。なんというドジ。数日後、シンガポール経由ならとれるというので、もう一度飛行場に行きました。今度は無事飛び立つことができました。

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シンガポールには、3日ぐらいいたと思います。セントーサ島や、シンガポールの町の観光。大きなホテルの大きなベッドに、当時5才だった娘は大興奮でした。「お母さん、5人ぐらい寝れるよ」って。でも、もっとも興奮したのは、シンガポール動物園。世界三大動物園の一つ。娘と二人で楽しんだのは(というか、私がより興奮した!)、オランウータンとのブレックファースト!なんて素敵なアイデアでしょう。金曜日から昨日までシンガポールでしたが、そのオランウータンに25年ぶりにあいに行きました。金曜日に仕事を終えていたので、土曜日は、さあ、オランウータンにあいにいくぞって、朝から張り切っていましたが、金曜日の夜は競馬がミッドナイトに終わったので、さすがに、朝早くは無理。ブレックファーストは諦めましたが、とにかく恋人に会いにいくようにいそいそと動物園に出かけていきました。実は、先週の土曜日は、シンガポールの人も暑すぎると言ったぐらいの暑さ。ホテルに戻ってきたら、頭がぐらぐらしていました。着ていた洋服も汗でびっしょり。

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オランウータンは、世界で最初のフリーレンジのエンクロージャーにいました。頭の上を、彼らが自由に動いています。P1040197.jpg
最近の動物園は、単なる動物の展示の場所ではなく、絶滅しかかっている動物ことを動物園を訪れる人たちに伝える教育の場所であり、絶滅しかかった動物の繁殖プログラムを実施する場所になっています。また、動物たちに、QOLを与える場所で、最近になって enviroment enrichment 環境エンリッチメントという、動物の福祉や彼らの生存形態などを重視した囲いづくりがされています。P1040203.jpg
日本でも、旭日山動物園がその先端を行っていますよね。お母さんと子供のオランウータンが、するすると樹の上に上っていきました。ロープを、子供が「ああ、嬉しいなあ」なんていいながら、どんどんと伝っていきます。お母さんが「そんなに、早く行かないで、危ないから」とでも、言うように追っかけていきます。P1040218.jpg
そりゃあ、オランウータンだって暑いんじゃない。樹の上で、「暑いよ」なんていいたげなウータンちゃん。P1040214.jpg

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2時10分にフィーディングタイム。カメラマンもいるというので、どこなのか動物園の人たちに聞きました。信じられますか。10人の人に聞いたのですよ。10人とも、まったく異なる言い方をするんです。あっちとかこっちとか。30分も炎天下、ぐるぐる回りました。と、二人のの日本人のおばさんたち(ごめんなさい。私もそうですが)が、「どこかしらねえ」なんていいながら、立っています。そうか、彼女たちも探しているのか。と、そこに動物園の制服を着た若い女性がやってきました。聞いてみると、何とその場所に、オランウータンたちがくるらしいのです。ホッ。おばさんたちにも、伝えてあげると、「あっ、日本の方だったんですか」私は、態度が日本人のようにつつましくないので、ほとんど日本人とみられません。さて、実は、その後、彼女たちも、私も、1回5ドル払って、3回もオランウータンのそばに行きました。赤ちゃんオランウータンの愛らしい瞳が忘れられません。娘と一緒に、また来たいと思いました。P1040253.jpgP1040249.jpgP1040227.jpg
園を出るときに、オランウータンと一緒に撮った写真は、コンプリメンタリー(無料)だといったのに、プリントは別会計で、3枚で何と35ドルもとられてしまいました。でも、やっぱり、my dream came true!! ところで、そのおばさんたちは、長崎からきた姉妹。お姉さんは、昭和24年生まれ。私と同じアラ還です。妹さんは、がんの手術をしたばかり。でも、心配していても仕方がないとお姉さんと一緒にシンガポールに来たんですって。楽しい!ってにこにこしていました。私も、娘と一緒に25年前にシンガポールに来たいきさつを簡単に話しました。人生談義をオランウータンが縁で、立ち話でするなんて......。ついでに、3人で一緒にハイ。パチり。記念写真をとりました。いつまでも、元気でいましょうね。

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今、東京のホテルで、ブログを書いていますが、BSでグループサウンズ特集をしていました。なんと、私の、少女時代の憧れの加山雄三が出ていました。ええええ、彼って75歳ですよ。きっと。確か15歳年上のはずだから。でも、昔のまま。まったく変っていません。どうしたのでしょう?飛行機の中で、ベンジャミン・バトンの不思議な人生という映画を観ました。年取って生まれてだんだん若くなっていく男性の物語。雄三さんの今は、ちょっとそんな感じでした。


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