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ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

ブッシュファイアー 続

ビクトリア州のブッシュファイアーの際の勧めは、「家に残って火事と闘え」ということだったと言います。逆に、NSW州では、ブッシュファイアーが起きたら、まずは、荷物をまとめて早めに逃げること。70年代の大きなブッシュファイアーを除けばたくさんの人が亡くなったという例はなく、ファイティング精神のあるオーストラリアの人々は、逃げずに闘うことは、彼ららしい選択でした。がんばれば何とかなると思ってきたし、これまでは、何とかなったのだと思います。しかし、今回は、違っていた。被害者の1人は、「ブッシュに住んでいるのだから、ブッシュファイアーは来るものだと思っていました。だから、準備を色々していたのです。しかし、何もする間もなく、火は襲ってきました」。火足の速さも広がり具合も、かなり違っているようだと言っています。地球の温暖化とその深刻な影響は、オーストラリアの足元までやってきているのですね

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今回のブッシュファイアーが始まってから、私は、何度、涙を流したことでしょう。昨日はこんな話が......。

ブッシュファイアーが近づいてきたので。9歳と、15歳の二人の子供を、車に乗せて、奥さんのお母さんの家に預けてきた男性。そのまま、家を守るために、自宅に戻り、消火作業をしました。しかし、全く手がつけられません。だったら、隣の家だけでもと、隣の家に行って手伝いました。しかし、「火は生き物」風向きが変わって、火の魔手は、子供を預けたお母さんの家の方角に回ってしまったのです。急いで、戻った男性。しかし、お母さんの家は、焼けてしまったのです.。子供たちも。今、お母さんは、全身やけどで、病院の集中治療室に。命が助かるかどうか分かりません。「子供たち?あいつらはね、" they were, they were the best" あいつらは、最高の子供たちだったよ。

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クインズランド州からきた若い女性の獣医師。週末から、運び込まれた野生の動物や、ペットの犬や猫を、不眠不休で手当てをしています。ある、犬が運ばれました。身体全体が焼けています。目も焼け爛れて見えない。鼻も焼けてなくなっています。その犬は、焼け跡で、くんくんと泣きながら、地面を掘っているのを助け出されました。ご主人は、灰のなかに眠っているのです。

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私は、この話を書きながら涙が止まりません。

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ディンゴを飼っている、みどりさんとアルフレッドのご夫妻に電話したら、電話が通じません。とても、心配になりました。というのも、彼らは、ブッシュファイアーの警告地域に住んでいるからです。彼らは、ヒールズビルという傷ついた野生の動物を助けるサンクチュアリーの近くに住んでいます。どうやら、絶滅危険種は、メルボルンの二つの動物園に避難したようなのですが。この近辺はまだまだ危険だと報道されています。電話が通じなかったので、私の心配は膨らんでしまいました。メールも出してみました。すると、今朝、アルフレッドさんからメール。自分のところから30分も車を飛ばしたところがかなりやられてしまった。車で、そこまで行ってみて、あまりの惨状に驚いてしまった。でも、我々はまだ大丈夫だと、連絡があって、ホッとしました。彼らは、ディンゴが3匹、犬が二匹、大所帯なのです。

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友達のミシェル・マンクは、この週末に、動物のための食べ物だの、ベッドだの、できるだけのものを持って、RSPCA(動物愛護団体)に出かけるつもりだと言っています。コアラは、恐れると、樹の上の方に逃げるのだそうです。つまり、それおは、ほとんどチャンスがないということです。カンガルーは跳んで逃げることができるし、地面にもぐることのできる動物もいるけれど、コアラは逃げられません。そうでなくても、野生のコアラの数が少なくなっているのに。この前、ブログに書いた、近所の家にやってきたコアラというのは、大変珍しい例だということです。

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アメリカもNZも、ウオーターボンブという水を散布できる大型のヘリコプターを送ってきてくれました。アメリカのカリフォルニアの山火事には、オーストラリアからもファイアーファイターが出張して助けます。そのお返しなのだと思います。英国も、インドも、イランまで、何か出来ないかといってきているといいます。日本政府からは、なにも。

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