ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

大失敗

娘が、本を買って欲しいというので買ってあげました。借金しても本だけは買ってあげると自分に約束したからです。しかし、買ってあげて今回は後悔。どうやら、日本語の勉強の本なのですが、TANSOKUとか、CHIBIとか書いてあるのです。主人と一緒に、お母さんはTANSOKU, CHiBIと何度も言うのです。あまりにも当っているので、かなり傷つきました。おまけに、娘は「お母さん、ちょっと、私に話しかけてみて」何だかよく分かりません。「ハーイ」と、娘は「DARENI MONOWO ITTERUNODA]と言うのです。一体どんなに日本語の勉強の本なのでしょう。失敗。

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今日は、実は、また大失敗。急いで、ベッドのシーツを新しくして出かけようと、洗濯をしたら、実は、紅いシーツが真っ白になってしまったのです。時々、ズボンにちり紙をいれて洗濯して、ああ失敗、紙が、洗濯物にくっついてしまう、ということがあるのですが、今回の真っ白は一体ナンなのでしょう。ッもう一度洗いました。でも、取れません。と、よく見たら、主人が昨日まで読んでいた本が、いえ、本の綴じた部分だけ残っているのです。私は、本を洗濯機に入れてしまったのでした!!「主人が、一体、明日でかけるのに、何で洗濯なんかするんだ。お前はバカだと思ったけれど、そんなにバカだったとは」娘は、「お母さん、本を洗濯しちゃったわけ」と白い目で見ます。いえ、そうです。バカです。私は。

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それから、今日は、サリーを公園に連れて散歩。出張前だから、少しゆっくり散歩しよう。と、サリーは、何だか、何か見つけたよう。ブッシュの中に入って出てきません。「サリー、サリー」と呼んでも、姿が見えません。サリーはFOXテリヤ。サイトハウンドなので、動くものを見つけると、そこにダッシュします。きっと、何か見つけに違いありません。FOX? ブルータングリザード?深いブッシュに入ってしまったのかしら。段々心配になりました。心配して、私も、ブッシュに入っていったら、急な坂で、たくさんの枝が入り組んでいる場所に、岩があって、その入り組んだところにサリーが入っています。このまま出てこなかったらどうしよう。とりあえず、ブッシュから出て、主人に電話でSOS連絡。時間も経ってきて、心配は募ります。サリーは全く出てくる様子がありません。しかたなく、意を決して、急激な斜面、ジャングルの樹を切り分けて、岩のところに上りました。穴に入ったサリーの尻尾を掴んで出して、リードをつけました。それから、降りてくるのがまた大変。出張前に、疲労困憊。主人がそのうちに来て、「俺は、だから、いつも公園の真ん中を歩くんだ」って。がっくり。

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ということで、明日は、ケアンズ経由で東京です。明日から二週間、一日も休まず、朝から晩までし・ご・と。私って、本当に仕事がすきなのですね。では、日本でお目にかかりましょう。

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岩田すみれさんのこと

毎年、バレンタインデーになると、必ず岩田すみれさんを思い出します。彼女は、私が大学の二年の時に亡くなりました。長野県の大町の別荘に行って心中をしたのでした。彼女は、東京の有名な高校を出て、アメリカに留学、私と同じ早稲田大学の文学部に入ってきました。私のように、田舎育ちで、全く右も左も分からない人間とは、服装も立ち居振る舞いも、知識も異なりました。ちょうど我々の頃は、大学紛争の時期で、授業もあったりなかったり。彼女は、当時、社青同開放派というグループに属して、デモに参加していました。大学のトイレで、よく会いましたが、松島とも子のような大きな目をくるくるさせて「これから、デモよ。戦うのは男。私は、いつも、石を運ぶだけの役よ」って、自分を嘲るように言っていたものです。いました。男女差別があるのは、変じゃないかと私も思いました。彼女と私は、全く異なるバックグランド、全く異なる性格だったのに、とても仲が良かったのです。彼女のお父様は確か、映画関係の人だったと思いますが、その彼女が住む、西麻布マンションにお邪魔しました。当時は、マンションなどに住む人は、彼女ぐらいでした。

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今でも、残っているので、驚いているのですが、彼女とは、よく西麻布のアマンドという喫茶店で待ち合わせしたり、当時は、トレンドの最先端だった六本木のアマンドに行って、色々な話をしました。もっぱら、彼女に教えてもらっていました。大学の近くの喫茶店で、話をしたときのことです。彼女は「あのね、私、死ぬかも知れないから、死んだら、あなたに、私の本を全部あげるわ」と言ったのです。「えっ、何を言っているの」私は、彼女が冗談を言っているのだと思いました。そして、その二日後、バレンタインの翌日に、彼女が死んだことを知りました。年上で、大学の、確か、助教授をしていた男性は生き残ったと聞きました。彼は、日本を代表するような有名な外交官ファミリーの一員でした。彼女が亡くなってから、何度か、彼女の眠る、西麻布の青山墓地に行ったことがあります。今年のバレンタインデーは、オーストラリアのブッシュファイアーがあって、ブログでは、この話が、できませんでした。私は今でも、なぜ彼女が死んだのか分かりません。学生運動の挫折?あるいは、失恋?彼女は、当時、同級生で小説家の卵に恋をしていました。一緒に心中しようとした人とは、恋愛関係になかったのです。生き残った人は、今何をしているのでしょうね............私の手元には、日本からアルゼンチン、そしてオーストラリアと地球をぐるりと旅して、捨てることの出来なかった、彼女の大学のノートがあります。私が、彼女から借りていたもの。文学?。ノートには、モンテーニュと書かれたところに、「飛ぶことへの憧れ」と書いてあります。私は、彼女は、飛ぶことに憧れて、命を絶ったのだと解釈しているのです。実行力のある人でしたから。ノートは、いつか、彼女のご両親にお返ししようと思っていたのですが、その機会を逃しました。あの頃は、大学近くの穴八幡神社で焼自殺をした学生もいて、不安で・不穏な時代でした。岩田すみれさん。色白で、目が本当に大きく、いつも、紅い口紅をしていた。髪が真っ黒で、カーデガンとセーターのアンサンブルがとてもお洒落だった。彼女のことも、彼女の姿も、私は今でも、鮮やかに覚えています。

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メルボルンに今日は、1.2ミリメートルですが、雨が降りました。しかし、今週末から、また40度近い気温になるということで、ブッシュファイアーが広がる恐れがあると聞きました。弟たち夫妻は、とりあえず、家に戻りました。まだ、煙が立ち込めていると聞きましたが.......。事務所の近くの靴屋さんに、ご主人と息子さんが戻りました。奥さんはまだ戻っていないようです。ブッシュファイアーで亡くなった娘と孫のために、何かしているのでしょうか。生き残った家族のために何かをしているのかも知れません。靴屋さんのことは、近所のドライクリーニングのオーナーが教えてくれました。彼女も「本当に、ひどいことだ。本当にひどいことだ」と、何度も繰り返して言っていました。

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隣のサリーは、月曜日に病院に入りました。今、一生懸命ガンと戦っていると思います。主人が、金曜日に、一緒に病院に行こうと言っています。日本に行く前に、彼女にあって、励ましてこようと思っています。今日は、下の娘と、ちょっとだけ出かけました。少しは、彼女と2人だけの時間を作りたかったのです。日本のアーチストが展示会をしているから、行ってみたいわと、彼女が言っていたので、美術館に行くのかと思ったら、買い物に誘われました。「ねえ、これ買っていいかしら」ふうむ。「お母さんのいない間、サリーと散歩してあげるから」そうか、それを言われるとNOとは言えない。買い物から戻ると、主人が、ロケット、プロシュート(生ハム)、ゴートチーズ(山羊のチーズ)のパスタを作って待っていてくれました。あと、二日で、日本出張。今夜は、遅くまで仕事です。

まだ火は燃えています

昨日の朝、ブリスベンに着いて主人に電話しました。「無事着いたわよ」主人が、「これからこの電話であまり長く話せない。今、メルボルンの弟から電話があって、ブッシュファイアーが、弟の家の近くまで広がり、皆で退避したところだ」って。主人の弟の住んでいるところは、私のドリームプレースです。メルボルンの郊外のダンデノンの丘陵近くで、美しい緑の森に囲まれているのです。いつか、そこにリタイアしたいと夢見ているところです。しかし、弟たちの家が燃えたらどうしよう。彼は大工です。人の家ばかり建てていたのに、3年ぐらい前に、やっと自分の家を立派に改装したところでした。美しい樹が一杯ある大きな家にある、素敵な家です。電話をきって本当に心配になりました。弟たち夫婦は、主人のお母さんのいるリタイアメントビレッジに近い息子の家に避難したといいます。お母さんの家の近所にも煙が来ていて、喘息のあるお母さんが、かなり苦しそうだと電話がありました。そうです、ブッシュファイアーはまだ続いているのです。しかも、風向きが変わって、火が町の方まで来ているらしいのです。しかし、今朝の新聞では、弟たちの住む地域の30m手前まで火が来たそうですが、町の手まで、火が止まったそうです。もちろん、ファイアーファイター(消防士)たちの力もありました。

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主人の弟は、ずっと、ボランティアの消防士をしていました。していたというのは、最近腰を痛めて、リタイアしたからです。このボランティアの消防士たちは、ボランティアですから、つまり、全くお金を貰わないで仕事をします。しかし、近所でブッシュファイアーが起きたりすれば、仕事をストップして必ず出かける人たちなのです。暇があるからではなくて、火事があれば、いつでも出かけるそういう覚悟のある人たち。そして、こうしたボランティアの消防士たちは、火事のないときには、毎週、厳しい訓練にでます。毎週、休みなく、訓練があるというのです。オーストラリアには、未だに、コミュニティーが生きているのです。前も話しましたが、キャンベラから来たボランティアの消防士が亡くなりました。キャンベラでブッシュファイアーがあったときに、ビクトリアの人々に助けてもらったから。助け合いは、州を越えて行われます。

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今日の午後、ゴールドコーストからシドニーに戻ってきました。シドニーの空が、煙で曇っています。何千キロも離れたビクトリア州のブッシュファイアーの煙です。そうです。まだ燃えているのです。土曜日には、国全体の哀悼式が開かれました。英国からもアン皇女がやってきました。哀悼式は、メルボルンだけでなく、シドニーでも、ブッシュファイアーが起きた場所でも、オーストラリア各地で開かれました。210人の亡くなった人たちと、その家族のために。

SUNDAY

掃除やら洗濯やらしていると、土曜日はアッという間に過ぎて、本当に休みのとれるのはSUNDAYです。とはいうものの、明日の朝に、クインズランド州出張を控えているので、今日は朝から大忙しでした。日曜日の朝は、恒例なのですが、いつも競馬のテレビを観なければなりません。オーストラリアは土曜日にメインのレースがあるので、その結果の解説が日曜日にあるのです。ということで、それを観終わると主人が、SUNDAY BLANCHを作ってくれます。このブランチがとても楽しみに。今日も、とても美味しかった!主人が起きてくる前に、私は、ヨーグルトとバナナと果物(今は、桃とかスモモとか)を食べます。彼はそういう女々しいものを食べないので。その後、書き物をして、それから、ヘアードレッサーに、髪を染めに行って、戻ってきて、犬の散歩をして、また仕事をして。。。。

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TOASTの本の企画の追い込みなので、昨日も今日も、食べたり写真を撮ったり。主人が、こんな、小さなTOASTと、ちょっと面白いTOASTを作りました。これは、ちょっとおふざけで。P1040050.jpg オリーブオイルかバルサミックオイルをつけて、塩と胡椒で食べます。P1040055.jpg大人用のTOASTも、子供のためのTOASTも作りました。簡単で、安くて、美味しいトースト。あっ、ただ、取り置きだけは出来ないのです。1人で、2人で、家族で、作ったらすぐ食べなければならないの。だから、TOASTは愛を呼ぶTOASTとタイトルをつけようかと思います。

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FUSAKOさん、本の話ね。主人に伝えておきます。彼は、いつも、私が買う以外は、チャリティー団体が経営している本屋で本を買います。大体2ドルから5ドル。オーストラリアは、大変本が高いのです。それでも、世界でも読書量はトップの方だとか。新刊で、20ドルから30ドルはします。今は円が高いから、ちょっと比較になりませんが、大体、日本の2千円から3千円の感じです。主人の読む本の量は、それはすごい。もっとも、飛んで出歩いてばかりいる妻を持てば、読書の時間も膨大にありますからね。歴史、戦争、探偵なんでも読みますが、ロマンスとか小説とかは読みません。ところで、チャリティーの団体から買った本は、読み終えると、チャリティーに回します。リサイクル。

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負け犬の話。英語だと、アンダードッグ。でも、私は、このアンダードッグが大好きなのよね。昔から。子供の頃からそうでした。小学校でも、青い鼻たらして、ボロボロの洋服着て学校にやってきた梅本君の方が、「ママに言ってやるぞ」と、半ズボン(当時は珍しい!)はいて、彼によく殴られていた金持ちの息子より、ずっと好きだった。それから、自分に目もくれない男ばかり追いかけて、ついには、アルゼンチンまで追いかけてしまって。まったく卑屈な意味でなく、結構、いばって、私は負け犬よ。なんて言っています。

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実は、今日は、運がついてしまいました。朝、カーペットの端っこに、明るい黄色の何かが落ちているのを発見。あれ、アプリコットかしら。触ってみてから、あっ、もしかしてウンチかも。と、勇敢にも!においを嗅いでみたのですが、あまり臭いがしません。主人を呼んで、その手を彼の鼻の前に出したら。それはウンチだよ。でも、臭いがしないでしょう。うちの庭に、大きなデイトの樹があって、その樹に黄色の実がなるのです。それを、こうもりたちも、ポッサムたちも食べに来るのですが、樹の周りには、その実が一杯落ちています。それをどうやら、サリーが食べているらしいのです。まあ、果物は身体にいいのだけれど、ウンチが少し緩くなるのかも知れません。 You are what you eat. あなた自身は、食べた食べ物で作られているという、私の大好きな言葉がありますが、犬とそのウンチを見ていると、You poo what you eat.つまり、食べたものがそのままウンチになるという感じですよね。

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あのお、ウンチの話をしたついでに、今日は、おならの話も。リンクしているハイジママさんのブログで、ママさんが、最近の若い人たちのことを怒り狂って、書いているのですが、そのコメントに、62歳の男性が、「電車の中で化粧したりする女の子って、恋人の前でも、オナラしそうですよね」って、書いているのを見つけました。でも、それは、「人間性善説?」の信じすぎ。オナラは、誰でもするでしょう。女王様だって、大統領だって、すると思います。オナラが許せないという男性がいたら、なんて偽善者なのだと思ってしまいます。もっとも、私は、若いとき、うちの弟がよくオナラをしていたので、どうしてそんな男性と結婚できるのでしょうと、弟と結婚した義妹に感動していましたが、年をとってみると、オナラって、出るものだと分かりました。それも、たくさん。そして、不思議なのは、年をとった私たち夫婦だけでなく、若い娘たちもするのです。なのに、私がすると、「お母さん、下品」何を言うか!恋人がうっかりオナラヲしたら「あっ、僕もやろうかな」とか言ってあげたら、どんなに、心が通じるでしょう。皆さん、結婚前の人は、オナラで、彼の心、彼女の心を試すことができますよ。結婚している人でも、五指主人が、オナラしたら「あれ、可愛いね」とか何とか、言ってあげたら、もしかして、恋心も戻ってくるかも知れません。そういえば、昨日、衛星放送で観ていたSUSHI TVというテレビ番組は、日本のテレビ番組を編集して作ったアメリカの番組なのですが、そこで、日本のオナラ大会を放送していました。主人が、「お前なら勝てるよ」って。嬉しいな。また、愛が深くなりました。

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ということで、明日の朝は、クインズランド州の州都、ブリスベンへ。その後ゴールドコーストに移動してミィーティング。娘の家に泊まって、火曜日に戻ります。娘に、飛行場まで送ってこなくていいと言いました。この前、送ってきてもらったときに、娘のボーイフレンドが「真理子、10ドル貸してくれないか。ガソリンがないんだ」って言われて、10ドルどころでなく、散財してしまいましたから。おまけに、娘に仕事のことを言ったら(今、働いていないのです)、喧嘩になってしまって。ということで、明日は、何も言わずに、一緒に夕食食べて、にっこりして、朝、タクシーで出てきましょう。

今井寿恵さんの思い出

「自分でなければ撮れない写真を撮らなければ、写真を撮る意味がありません」と、今井さんは言っていました。今井さんに初めてお目にかかったのは、もうかれこれ25年前です。山野浩一さんが、他の何人かの人たちと、今井さんをオーストラリアに連れてきてくださって、それ以来のお付き合いでした。とはいうものの、何年も会っていなかったのを、昨年、吉永みち子さんが、誘ってくださって、今井さんの77歳、喜寿のお祝いで、久しぶりに、お目にかかったのでした。「今井さん」「真理子さん」HUG.時間が一瞬に過ぎ去って、本当に嬉しかった!私の事務所には、今井さんの写真がたくさん飾ってあります。その今井さんが、昨日、亡くなったと、日本の草山さんが、メールをくれました。えっ、あんなにお元気だったのに。呆然としました。

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今井さんとは、パースまで出かけました。ちょうど、クリスマスから、新年の日程だったので、大きなレースはパースしかありませんでした。確か、加賀騎手の騎手として最後の年で、加賀さんは、シドニーの元旦のレースに騎乗して帰られたと思います。確か、私が山野さんと大喧嘩して、それを慰めながら、今井さんが、元旦の私の誕生日を祝ってくださいました。彼女からいただいたバッグを今でも持っています。今井さんは、あれからオーストラリアに戻ることはありませんでしたが、代わりに、アシスタントの長浜さんを送ってくださいました。長浜さんは、何度かオーストラリアにいらっしゃったと思います。実は、その長浜さんも、何年か前に、若くして先立ってしまいました。今頃、今井さんは、長浜さんと、天国で談笑しているかも知れません。彼女の写真で最も好きだったのは、この写真。ウエッブからお借りしてしまいました。ごめんなさい。9e4c5f6f57a6efe0.jpg 雪に穴を掘って、カメラを備え付けて撮ったのだと教えていただきました。6420140b3aa53184.jpg シンボリルドルフが、負けて帰って来た時に、涙を流した瞬間を、今井さんは見たと語っていました。ルドルフのことを語る彼女は、まるで恋をしているような感じさえしたものです。

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主人に、今井さんのことを伝えたら、「彼女は、自分の好きなことを最後までして、好きなように生きたんだろう?だったら、彼女は幸せじゃないか」って。そうかも知れません。でも、去年、あんなにお元気で、88歳まで、写真を撮り続けますって言っていたので、あまりにも急な亡くなり方に、正直呆然としてしまっているのです。今井さんの冥福を祈ります。


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今日、隣の家のサリーがやってきました。ちょっと、話したいことがあるって。彼女は独身。英国出身の素敵な女性です。彼女が「ガンが再発したの。これから、病院を行ったり来たりするけれど」というと、主人は「僕は、ほとんど家か会社にいるから、車が欲しいときにはいつでも言ってくれ」って。それから、買い物など必要なものがあれば、我々がするからと言いました。彼女は、今回、Stem Cell、つまり幹細胞治療をするのだそうです。それでなければ直らないと言われたと、静かに説明をしてくれました。彼女の家族は皆、英国なので、病院に入ると連絡が難しくなります。私たちは、私たちのメールアドレスや携帯の番号を教えて、もし、英国の家族が連絡したければ、我々にすればいいと言いました。幹細胞は、恐らく、英国にいる彼女の双子の弟か兄が、くれるだろうと彼女。主人は、(絶対、言うと思った!)「僕のでもよければ」と申し出ましたが、彼女は、「ありがとう。ただし、家族以外の人がドネートする場合には、まずは、大きな幹細胞のネットワークに登録して、それからということになるので、恐らく、今回は間に合わないと思う」と、言っていました。

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「私は、今、かなり落ち着いているのだけれど、でも、やっぱり話をする人が必要なので、精神科の医者に会いにいっている」と、サリーは説明してくれました。精神的に参ってしまったら、治療の辛さに絶えられないかも知れないと思ったというのです。ガンの再発。大変なことです。しかも、彼女の場合には、半年以内に治療をしなければ、先がないと言われているのです。でも、何でもそうですが、ジタバタしても、何も良くなりません。ガンも無くなりません。彼女のように、冷静に、自分が置かれている現実を認め、助けてもらえるときには、あるいは人には、その助けを乞う。FUSAKOさん、MATESHIPのことを聞いていたよね。MATESHIP は、オーストラリアの伝統なのです。その昔、イギリスやアイルランドから、格子のない牢獄、オーストラリアに連れられて来た人たちが、頼れるのは、一緒に来た仲間たちだけ。その中で、MATESHIPが生まれてきたのです。私は、いつも人に言います。ないのはお金だけ。でも、他のことなら、私たちでできることは何でもしますって。でも、このMATESHIPって、昔の日本にも存在していましたよね。

オールド・カンガルー

このところ、シドニーはずっと雨が降っていました。雨続きで、水はけの悪いポットに植えていたアロエが腐ってきました。粗相をしたことのない、サリーが、家の中でオシッコをしてしまいました。冷たい雨が降っているところで、オシッコしたくなかったんじゃない?って娘が言います。雨続きで私が一番、嫌なのは、洗濯をして、外に干せないこと。これは、ほぼ、私の病気です。主人が、ちょっとでも、ベッドの上や椅子に、シャツやパンツを置いておくと、私は、すぐ洗濯機に入れてしまうのです。「あれは、まだ着てないんだぞ」と怒られて、この前は、私が同じように椅子にかけておいた、シャツを、洗濯機に突っ込まれてしまいました。いずれにしても、洗濯をして、洗濯物を外に干すと、心が穏やかになるのです。その昔、悲しい思いをして暮らしていたころでも、洗濯物を外に干したり、それをたたんだりすると心が落ち着きました。主人は、私のことを、環境テロリストだといいます。洗わなくてもいいものまで洗って、水を無駄にするから。

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というわけで、今日は、30度近く暑くなって、太陽がギラギラしています。だから、ルンルン、外に、洗濯物を干しました。朝に一度洗濯をして、会社に出る前に干しました。会社から戻って、また洗濯をして、また洗濯物を干しました。やっぱり、病気ですう!十年ぐらい前、アルツハイマーのケアラーのための研修を日本の人たちのために実施していた頃、アルツハイマーの人たちのためのホームを訪ねました。そこでは、一日中、洗濯物を畳んでいる人たち、音の出ないピアノを弾いている人、動かない車で運転している人がいました。私は、洗濯物を畳んでいる人でしょう。きっと。

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昨日は、ファイアーファイターの方が亡くなりました。彼は、キャンベラから手伝いに行ったボランティアのファイアーファイターです。消火作業をしている時に、樹が倒れて、亡くなりました。その方が、ビクトリアまでわざわざ手伝いに行ったのは、前に、キャンベラがブッシュファイアーでやられた時に、ビクトリアの人々が助けに来てくれたからだといういうのです。オーストラリアのMATESHIPです。困っている時には、お互いに助け合う。今回も、焼けなかった家の人々が、知らない人たちに家を提供したり、庭にキャラバンを置かせてあげたりして、助けています。日本も、こうした助け合いが昔はあったのにね。ALWAYS 三丁目の夕日のように。

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今回の火事ですっかり家を焼かれてしまったファミリーの庭に、カンガルーがやってきました。このカンガルーは、この家族が、時々餌をやっていたオールド・カンガルーでした。普通、カンガルーは群れで暮らすのですが、彼は、いつも独りでした。群れから追い出されたか、自分から出たのか。ブッシュファイアーで何もかも失くした家族。家のあったところに行ってみたら........なんと、あのオールド・カンガルーがやってきていました。あっ、彼は助かったんだ。良かった。「持っていたものは全て無くなったけれど、こうして、顔なじみのカンガルーにあえるのは、本当に嬉しいです。まだ、この土地とつながるものが生きていたんだって。ここでまた頑張る気持ちになりました」って、ファミリーが言っています。

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日本行きが近づいて、ちょっとピリピリしています。しなければいけないことが山のようにあるのです。落ち着かなければ。来週の月曜日には、ブリスベンに出張。一泊してきます。これも、ちょっとやっかい。何だか、正直言って、どこにも出かけたくないのです。こんな気持ちは昔はありませんでした。出かけるというと、心が弾みました。年をとるということは、こういうことなんだって、分かってきました。年取った犬たちが散歩しているのをみると、「ああ、あまり歩きたくないな」って感じで歩いています。私も、気持ちはともかく、身体が、やっぱり年をとってきてるんだって、つくづく思うようになりました。

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下の娘が「お母さん、土曜日何をしているの?」ホラきた。「何も」「だったら、ランチしに行こうか」ふうむ、何か企んでるな。でも、嬉しいです。また、暫く彼女とお別れだから。





















町の靴屋さん

私の事務所があるシドニーの町に、小さな靴屋さんがあります。靴を売っているのではなく、靴の修理をするお店です。両親と息子さんがやっていて、新しい靴を買わない!うちの主人は、彼らの大のお得意。また、私は、前につんのめって、歩くので、どんな靴でも、前が減ってしまいます。それからかかとも、右の方が余計に。恐らく、背骨が曲がっているのだと思います。最近の靴の底は、ゴムのようなもので出来ていて、修理ができないようになっていますから、靴を買う時には、必ず、修理の効く靴かどうか調べてから買うようにしていました。その昔、”町の小さな靴屋さんは、夢がある、暖かな”と、誰かが歌っていたのを思い出します。あれは、ペギー葉山だったでしょうか。その靴屋さんに行くと、その歌を時々思い出していました。

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主人が、今日、郵便局と買い物から事務所に戻ってきて(それは主人の役目なのです)、「あのシューショップがクローズしているんだけど.........どうやら、この前のブッシュファイアーで、彼らの娘とその子供たちが亡くなったそうなんだ」ええっ。ビクトリア州から、遠く離れたシドニーの我々の街に住んでいるその人たちの家族が。恐らく、5週間ぐらいは、休むのではないかって.........「確か、あの店の場所は、カウンシル(役所)のものなんだな。だから、あまり長く留守をすると、あの場所がカウンシルにとられてしまうんだそうだ」って,主人が言います。そこで、その店の近所の人や、その店の顧客などが、今、署名と寄付をして、彼らが、またそこに戻ってこれるように運動をすることにしたのだそうです。主人は、恐らく、カウンシルはOKをするよ。大変な時期なんだから。それにしても、娘さんと孫たちを一度に亡くすなんて。なんて大変なことでしょう。ブッシュファイアーはまだ続いていて、死亡者数もますます大きくなっています。

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ブッシュファイアーが最も大変だったのは、キングスレイクという町です。そこに住んでいた、80歳と83歳の夫婦が、何とか助かりました。そして、彼らの飼っていたペットのCOCKYも。でも、COCKYの姿を観てください。羽はほとんど焼けてしまっています。COCKYは、身体が真っ白で、頭に黄色の冠がついているコッカツーというオウムの一種。大変長生きな鳥で、100年以上も長く生きるんだそうです。コッカツーをペットにするときには、子供たちに言い聞かせておくようにと言われているほど。news_convert_20090217184300.jpg 全てを失った老夫婦ですが、COCKYが一緒に生き残って、嬉しそうですよね。恐らく、COCKYと一緒に、元気に長生きしていくのではないでしょうか。

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中川大臣が、辞任したそうですね。風邪薬と酒?実は、私も、何年か前に、日本で風邪をひいたときに、咳止めと眠り薬を飲んで、大変な目にあったことがあります。咳止めって、アルコールが入っているのですね。主人に聞いたら、主人の友人が、ずっと昔にサウジアラビアで仕事をしていた時に、サウジの人の家に、異常に多くのCOUGH シロップがあるのに気がついたそうです。酒を飲んではいけない国なので、酒の代わりに、なんと、咳止めシロップを飲んでいるらしいって。それにしても、風邪薬と酒の組み合わせはだめですよね。そんなことで辞任というのも、何だか変ですが。オーストラリアでも、今日、大きく報道されていました。クルクル変わる首相。クルクル変わる大臣。ぜんぶ、役人の思うつぼですね。

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それにしても、今日は、また、自分の急死のニュースのことを考えていました。誰が、どうして、そんなニュースを流したのでしょうね。誰かと間違えたのでしょうか。それとも、あのクソババア、死んで欲しいと思ったのでしょうか。しかし、ニュースの元は、韓国だから、韓国では、別に何も悪いことはしなかったような気がするのですよね。ちょっと探ってみたい感じがしますが。

エクストリーム・ウエザー

昨日、我々の住むニューサウスウエールズ州では、洪水になるかも知れないというニュースが入っていました。北部クインズランド州の大雨はまだ止まらず、洪水になった地域にまだ危険が状態が続いています。夜、雨が音を立てて振っていて、朝、外に出てみると、ベランダのポットに、上まで水がたまっていました。P1040023.jpg
雨はまだ続くようで、ほんとに、この雨がビクトリア州に降ってくれればと、溜息が出てしまいます。というのも、ビクトリア州では、いまだに雨が降らないからです。BUSHFIREもまだ収まっていません。

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ついこの前まで、シドニーも大変な暑さでしたが、昨日は、カーデガンを着なければならないほどの鈴しさ。2週間前の40度から、恐らく20度以上は下がっています。穏やかな四季の移り変わりなどというのは、もうこれからはみられなくなるのかも知れません。エクストリーム・ウエザーの時代が来たと伝えられています。

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さきほど、韓国から電話がありました。前に、私が、競馬学校の宣伝に韓国に行き始めたときに、大変お世話になったRさんからの電話です。色々四方山話をしたのですが、実は、聞いてみると、彼が、私に連絡をしたのは、実は、私が急死したという噂があるからだというのです。Rさんは、日本で教育を受けているので、日本語が読めます。時々、私のブログも読んでいるので、どうしてしまったのかと、心配して、連絡をしてくれたというのです。主人に話したら、「そうです、死んでしまったのです」と電話で言えばよかったのに。ちょっと怖いですよね。でも、前に、冗談で娘たちに、お母さんが死んだら、携帯電話をお棺に入れてねと言ったことがあるのです。寂しくなったら、電話していいかしらって。いずれにしても、私はまだ死んでいません。こんな噂が立ったら、ゲンがついて、200歳まで生きちゃかしら!それにしても、あの世まで持っていける携帯って、いいですよね。こちらは、焼かないので、お棺に入れて、スイッチをいれておけば、死んでも携帯から連絡ができるかも知れないなあ。

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ブッシュファイアーはまだ燃えています。シドニーのこの雨が、ビクトリア州に降ればいいのですが。昨日、町がなくなってしまったメアリーズヴィルの生き残った人々が、バスで、町をおとずれたのだと言います。これは、grieving、つまり悲しみのプロセスで、実際に、無くなったのだということを、あるいは、亡くなってしまったのだということを、確かめることです。私が、かつて、ホスピスケアの研修をしていた時に学びました。grieving のプロセスの中には、怒り、否定もあります。なぜ、自分にだけこんなことが起きたのか。なぜ、自分でなく、他の人ではいけなかったのか。ここにいなければ良かったんだ。あるいは、いや、これは、現実ではないと、心が色々動いていく過程なのです。この過程を経ないと、私たちは、前に、いけないのだと、ホスピスに働く人たちを教育する先生から教えられました。涙もたくさん流さなければならないのです。できれば、このgrievingの過程が短く、一日も早く、ブッシュファイアーで被災された方々の生活が前に進んでいくことができますように。祈り。

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実は、金曜日に、私たちがブックエージェントをしている(色々なことをしているのですよ)、VICKIのことを考えて、彼女の本を出版してくれた出版社に連絡をとりました。先週の初めに、会議をすると言っていたのに、その結果の連絡がなかったからです。金曜日に電話をすると、出版社の方は「あら、今、メールを出したところです」。クリックしてみると、ほんとに同時ぐらいにメールが来ていました。この頃、そんなことが何回もあるのです。テレパシー。このテレパシーで、何とか、お金が入ってくるようにできないものかな。

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主人が、TOASTの本の企画のために、今週も、おいしい、TOASTを作ってくれました。昨日は、ツナ・チーズ・コーン ON TOAST. P1040016.jpg
今日は、サモン・エッグ ON TOAST 。P1040027.jpg
いずれも、私のバジルやイングリッシュパセリが役に立ちました。この頃、私はハーブオタクです。

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最後に、ブログに立ち寄ってくれるハイジママさんへ。私がアルゼンチンにいたのは、1981年から3年半。あなたのいうピンクハウス、つまり、CASA ROSADAの近くに私は住んでいました。だから、当時の軍事政権の軍隊と市民たちがぶつかるのは常にみていました。政治的なことを話したりすると、当時の秘密警察に連れていかれるから、絶対しないように言われていた時代です。アルゼンチンの思いでは、私にとっては、悲しい思い出。アルゼンチンの、あの頃の暗い時代に色取られています。

チェックアップ

オーストラリアでは、2年に一度ずつのPAP TESTと言われる子宮がんの検査があります。あなたは、検査を忘れていますよというリマインドが昨年来ていて、そのままにしていたのをふと思い出して行ってきました。私の家庭医は、ドクターPHOONという中国系の英国人。彼に通いだしてから、かれこれ20年ぐらいになります。さすがに、子宮がんの検診は、彼のところに行けないので、私の最初のドクターで女医のドクターに連絡をとったら、もう引退しているといわれました。そういえば、うちの下の娘をとりあげてくれたドクターも亡くなっています。ガンだったとか。ドクターPHOONのいる、クリニックには、5人ぐらいのドクターがいて、20年前からいるドクターは、ドクターPHOONと、もう1人のドクター・ワンジーだけ。あとは、女性の若い医者が3人。最近、ドクターPHOONの息子の嫁も、クリニックに勤め始めました。世代交代。女性のドクターは、皆、大変人気があり、アポイントがとれたのが、昨日でした。

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子宮がんの検診のほかに、血圧も測ってもらいました。「上が135で下が95.少し高いですね」「そうですか、うちの家系は、皆低血圧なのですが」ドクターが、私に起きるように指示して、もう一度測ってみると、今度は大丈夫。「ああ、大丈夫なようですね」ホッとしました。実は、かなり前のlこと、他のクリニックの医者に行ったら、たまたまその時には血圧がかなり高かったのです。当時、深刻な心配ごとがありました。医者は、一度血圧を測って、「じゃあ、血圧を下げる薬をあげましょう」と、私は、大量に薬をもらいました。3ヶ月ぐらい飲んだでしょうか。それから、もう一度、同じ医者に行った時のことです。その時は、何ヶ月も身体が痛くなり、眠れなくなった時期で、その医者に相談すると、彼女は、今度は、何と、普通の痛み止めの3倍ぐらい強い痛み止めを処方して、毎日飲めというのです。私は、怖くなってしまいました。そんな訳で、ついでに、血圧の薬もやめましたが、別に何でもありません。ドクターPHOONは言います。「血圧を測りに、僕のところに来るだけで、血圧が上がる人がいるんですよ」主人は、血圧が高いのですが、彼の指示で、毎日血圧を測りチャートをつけています。

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女性のドクター、ドクター・スコットには、乳がんの検査も遅れているから出来ればするように言われました。オーストラリアのNSW州では、50歳から69歳までの女性は、2年に1度、乳がんと子宮がんの検査を無料で実施しています。そういえば、と思って「先生、ヘリコバクターとコレステロールもした方がいいですよね」と聞くと、オブコース。ヘリコバクターは、ピロリ菌のこと。昨夜は、午後9時以降、飲み物も食べ物の禁止。朝早くおきて、検査に行きました。ゆっくり眠ろうと、昨夜、市販の(処方ではない)眠り薬を2錠飲んだら、今朝は、ほtんど、歩きながら眠っている感じ。いや、眠りながら歩いている感じ..........検査が終わって、コーヒーを飲んで、会社に行っても、会社に行ってから、またコーヒーを飲んでも、眠いのです。まさに、ドラッギーという感じ。家に戻って、眠くて眠くて、結局、寝てしいました。今頃、やっと、目が覚めた感じがするのですが、薬は怖いですよね。いずれにしても、検査結果が良好でありますように。

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最近、ぐっと、耳が聞こえないような気がします。昨年は、それをチェックしたのですが、ただ、チェックするときって、静かなところでするのです。だから、検査結果はまずまず。かなり検査料をとられましたが、医者は、まあ、そんなもんでしょうって。それで終わり。一番、耳が聞こえないと感じるようになったのは、うるさい場所で、話しかけられたりすると、全く聴こえません。はいはい、なんてうなずくのですが、聴こえません。やはり、年はとるものです。

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クリニックで、体重を測ったら61キロ。ドクタースコットには、3年前にあったときに、「アジア人としては太りすぎですね」って言われたので、今度は、すかさず、「オーバーウエイトですよね」って言ったら、ドクターは、「3年前は60キロ、今は61キロで、年を考えれば、まあまあでしょう」って言いました。5キロほど痩せたいのですが、この年になってあまりやっきになると、痩せたはいいけれど、病気までついてきて、ということになりかねないので、まあ、仕方ないか。私が、人生で、一番痩せた時で48キロ。アルゼンチンから着の身着のままでオーストラリアに来た時。それから、暫くして、53キロになり、それから、58キロぐらいが十年続いて、ここ数年は、60キロ前後。しかし、昔、仙台でアナウンサーをしていた時には、実は63キロあったんですよね。カメラの人が「真理子さん、顔がアップだとカメラに収まりきりません」と、よく文句を言っていたっけ。テレビは、小顔でないとダメ。

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そういえば、私の担当番組は、「はあい、気をつけて」という交通番組。機動隊員に人気の番組でした。機動隊の人が、私の番組をみて、嫁にしたいと言ったとか。機動隊の人の嫁になっていたら、今頃、私はどうしているのでしょうね。

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今月末から、日本です。したがって、あと2週間は、大忙し。

ブッシュファイアー 続

ビクトリア州のブッシュファイアーの際の勧めは、「家に残って火事と闘え」ということだったと言います。逆に、NSW州では、ブッシュファイアーが起きたら、まずは、荷物をまとめて早めに逃げること。70年代の大きなブッシュファイアーを除けばたくさんの人が亡くなったという例はなく、ファイティング精神のあるオーストラリアの人々は、逃げずに闘うことは、彼ららしい選択でした。がんばれば何とかなると思ってきたし、これまでは、何とかなったのだと思います。しかし、今回は、違っていた。被害者の1人は、「ブッシュに住んでいるのだから、ブッシュファイアーは来るものだと思っていました。だから、準備を色々していたのです。しかし、何もする間もなく、火は襲ってきました」。火足の速さも広がり具合も、かなり違っているようだと言っています。地球の温暖化とその深刻な影響は、オーストラリアの足元までやってきているのですね

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今回のブッシュファイアーが始まってから、私は、何度、涙を流したことでしょう。昨日はこんな話が......。

ブッシュファイアーが近づいてきたので。9歳と、15歳の二人の子供を、車に乗せて、奥さんのお母さんの家に預けてきた男性。そのまま、家を守るために、自宅に戻り、消火作業をしました。しかし、全く手がつけられません。だったら、隣の家だけでもと、隣の家に行って手伝いました。しかし、「火は生き物」風向きが変わって、火の魔手は、子供を預けたお母さんの家の方角に回ってしまったのです。急いで、戻った男性。しかし、お母さんの家は、焼けてしまったのです.。子供たちも。今、お母さんは、全身やけどで、病院の集中治療室に。命が助かるかどうか分かりません。「子供たち?あいつらはね、" they were, they were the best" あいつらは、最高の子供たちだったよ。

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クインズランド州からきた若い女性の獣医師。週末から、運び込まれた野生の動物や、ペットの犬や猫を、不眠不休で手当てをしています。ある、犬が運ばれました。身体全体が焼けています。目も焼け爛れて見えない。鼻も焼けてなくなっています。その犬は、焼け跡で、くんくんと泣きながら、地面を掘っているのを助け出されました。ご主人は、灰のなかに眠っているのです。

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私は、この話を書きながら涙が止まりません。

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ディンゴを飼っている、みどりさんとアルフレッドのご夫妻に電話したら、電話が通じません。とても、心配になりました。というのも、彼らは、ブッシュファイアーの警告地域に住んでいるからです。彼らは、ヒールズビルという傷ついた野生の動物を助けるサンクチュアリーの近くに住んでいます。どうやら、絶滅危険種は、メルボルンの二つの動物園に避難したようなのですが。この近辺はまだまだ危険だと報道されています。電話が通じなかったので、私の心配は膨らんでしまいました。メールも出してみました。すると、今朝、アルフレッドさんからメール。自分のところから30分も車を飛ばしたところがかなりやられてしまった。車で、そこまで行ってみて、あまりの惨状に驚いてしまった。でも、我々はまだ大丈夫だと、連絡があって、ホッとしました。彼らは、ディンゴが3匹、犬が二匹、大所帯なのです。

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友達のミシェル・マンクは、この週末に、動物のための食べ物だの、ベッドだの、できるだけのものを持って、RSPCA(動物愛護団体)に出かけるつもりだと言っています。コアラは、恐れると、樹の上の方に逃げるのだそうです。つまり、それおは、ほとんどチャンスがないということです。カンガルーは跳んで逃げることができるし、地面にもぐることのできる動物もいるけれど、コアラは逃げられません。そうでなくても、野生のコアラの数が少なくなっているのに。この前、ブログに書いた、近所の家にやってきたコアラというのは、大変珍しい例だということです。

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アメリカもNZも、ウオーターボンブという水を散布できる大型のヘリコプターを送ってきてくれました。アメリカのカリフォルニアの山火事には、オーストラリアからもファイアーファイターが出張して助けます。そのお返しなのだと思います。英国も、インドも、イランまで、何か出来ないかといってきているといいます。日本政府からは、なにも。

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