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ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

レンタルドッグ

オーストラリアに、アメリカからやってきたFLEXPETZ。これは、日本でも良くあるペットのレンタルです。新聞で大きく取り上げられ、RSPCA(動物愛護団体)は、彼らのビジネスの行方を見守ると警告を出しています。ペットは、家族の一員です。ちょっと、考えてみてください。我々の子供をレンタルに出すようなものなのです。次から次へと人がやってきて、餌をもらったり、洋服を着せられて、散歩をしたり.....。彼らは誰にも属さずに、お金を払う人たちの、単なるアクセサリーなのです。この新聞を見て、北海道のペットショップを思い出しました。あそこにも、レンタル犬がいました。そういえば、あそこには、飾り窓の女のように、猫たちがオリに入れられて、顧客がそこに入って、オリにいる猫を撫でたりすることができるのです。猫は家族の一員でしょ。それを展示動物にするなんて。

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そういえば、そこの社長さんは「動物が好きだから、このビジネスに入った」と言っていました。動物が好きになるはずですよね。彼にお金をたくさんもたらすのですから。皮肉。それから、もっと皮肉なのは、そこは、オーストラリアのあるRSPCAと提携して、RSPCAのためにお金を集めているのでした。日本の人が「あれ、日本にも可哀想な動物がたくさんいるのに、何故オーストラリアなの?」って聞いていました。しかし、オーストラリアのそのRSPCAにもかなり問題があります。彼らは、州ごとに独立採算の団体なのですが、中には、まるでビジネスそのものという感じのRSPCAもあるのです。オーストラリアの税制では、寄付は、経費に計上できるので、多くの人たちが、寄付をします。RSPCAには、何億も、何十億ものお金が入ってきます。私はお金が入ってくることを非難しているのではありません。そのお金を使って、多くの動物を救うのであれば、素晴らしいことです。でも、そのRSPCAは、北海道のそのショップからお金だけもらって、提携先のそのペットショップに、動物の福祉について教えることはしていないようです。お金だけ貰えばいいという態度。怒りを覚えます。


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日本の著名な動物園に、オーストラリアの犬の写真家が行ったときのことです。その動物園には、犬が放し飼いにされているようでした。しかし、彼は「そこの犬たちは、犬という感じがしないんだ。何にも無関心で、僕が、カメラを向けても、そこから生命が感じられない。まるで、宇宙の他の星にでも行ったような、不思議な感じがした」と言って、悲しい顔をして帰ってきました。その動物園は、大変著名な方が経営をしている動物園でしたから、写真家のその言葉に、私は、驚きを覚えました。彼の印象が間違っているかも知れませんし、私はその場所に行っていないので、何とも言えませんが。

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それにしても、私は、レンタルドッグ、大反対です。
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