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ようこそ!ハイランド真理子のブログです。

オーストラリア在住。団塊の世代。海外の競馬や犬事情も含んだ日記です。

独り暮らし

今日は、思い出して、仙台の叔父に電話しました。子供がいない叔父は叔母が亡くなってから、ずっと独り暮らしです。「食べることは戦いだ」と言いながら、一生懸命独りで生きています。もう80歳。最近、何度か入院しました。弟の嫁が大変優しい人で、彼を良く訪ねては面倒をみてくれています。「遊びに行くからね」「来るな」「どうして」「なじょしても」電話をする度に、同じ会話。それが、先日は「来い」と言われたので、ちょっと心配になりました。それが、今日はまた「来るなよ。来ても俺は認知症だから、お前が分からないからな」って。電話口で、叔父と一緒に大笑いしてしまいました。

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サリーと散歩していたら、隣のヴィラが洗濯物を干していました。「コンニチワ」ヴィラは、独り暮らし。大きな家に住んでいて、その大きな家の一部を貸しています。そのテナントの名前はサリー。うちの犬の名前も彼女からもらいました。「サリーがね、最近私と話をしないのよ。朝早く出かけて、遅くまで仕事だから...」その話は前にも何度か聞きました。その時も、涙ながらに「アイ・フィール・ロンリー」って。彼女の上の息子は、既に60歳近く。ダウンシンドローム(蒙古症)で、子供のときから施設に入っています。彼女は毎週、その彼に会いに施設に出かけます。下の息子は、成功したビジネスマンですが、ロンドンに住んでいて年に一度しか戻ってきません。

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78歳の彼女はアーチスト。家には畳み大の大きな絵が何枚もあります。6月には、ヨットでタヒチまで航海するのだそうです。毎年一度はクルージングをして沢山の絵を描いてきます。彼女は、今日も、「アイ・フィール・ロンリー」を繰り返していました。「ねえ、あなたの時間が空いている時に、お茶しましょうね」と、これもまた五回位言われたので、いよいよ明日は10時に、彼女とお茶をすることにしました。私はこの年になって、未だに寂しいのは懐だけで、心は決して寂しくありません。家族からも社会からも沢山の愛を貰っています。そう、明日は、私が貰っている愛を彼女に少しだけおすそ分けしてきましょう。
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